【授業内容】

 〇講師先生について

〈マネージャーの仕事について〉

  ・業務内容がとにかくタフなので「身体が資本」であるということ

  ・業務や未発表情報についての口が堅いこと

  ・とにかくミーハーであることが必要

 

〈業界について〉

  ・売れるタレントという方程式はない。

   しかし、柳の下にはどじょうは3匹いる(つまり同じキャラクターの芸能人は3人まで売れる)ということ

  ・タレントが答える番組アンケートの答えを面白さや倫理的に問題ないかという観点でチェックしている

 

 〇ワークの実施

 テーマ『架空の「山田花子」という事務所に所属したてのタレントをマネージャーとして売り出す』

  ・4班に分かれる。

  ・班で芸名/キャッチコピー/仮想タレント(売り出す上での目標となる女優やタレント)/将来設計を設定する。

  ・仕事が書かれたカードをランダムに引く

   →その仕事をマネージャーとして受けるか辞退するかを決め、キャリアを形成していく。

  

  ※カードを引くタイミングは事務所所属1年目と2〜3年経過してからの2回※

   カードに内容は

   ・各班で集めた仕事(例:テレビドラマ、恋愛リアリティ番組、清涼飲料水のCMなど)

   ・先生が用意した仕事(CDデビューなど)

   ・スキャンダル(不倫発覚など)が書かれている。

 

 〇その他

  ・ラジオを聞いて「話す力」をつけるべきである

  ・またテレビ関係者は「見ている」と「知っている」という言葉が嬉しいのでテレビを観るべき

 

【授業感想】

 仕事内容のお話をしていただいたり、また自分たちでワークを実際にやることで、マネージャー業の楽しさ、難しさを感じた。 「女優にしよう」や「バラエティで爪痕を残そう」というように事務所やマネージャーの売り方の方針をある程度決めていても思わぬオファーをもらうこともあり、キャリアの設計通りにはならないことの方が多いということを知った。

 そんな中でも、手塩をかけて育てたタレントがブレイクしていくことの嬉しさや楽しさを知ることができた。ワークにおいて、私の班では架空の女性タレントを事務所所属一年目から映画女優にすることができたのでとても楽しかった。実際に講師先生はある女性タレントをスターにした実績もあって、一つ一つの言葉の重みを感じた。