【授業内容】

〇講師先生のキャリアについて

 ・地方局のアナウンサーから、現在はフリーアナウンサーとして活躍されている。

 ・中途採用としてアナウンサーになる。

 ・地方局ではアナウンサーの仕事が多いため、様々なことに挑戦できる。

 ・契約社員であることも多い。自分がやりたいこと、将来的なことを考えて契約形態を決めることが重要。

 

〇実践練習:原稿読みとフリートーク

 〈原稿読み〉

   ・発声方法を学ぶ必要がある。

   ・強弱や緩急、間のとり方を意識する。

   ・かまないように意識し過ぎると失敗した際に流れが止まってしまうため落ち着いて読む。

   ・視聴者に伝わりやすいように感情や強調をどのタイミングで入れるか。

   ・目線を原稿に合わせすぎると、視聴者に対して不自然に感じられることがある。目線の使い方や体の動きも意識する。

 

 〈フリートーク〉

   ・瞬時に自分の体験と結び付けることが大切。

   ・自分の体験を整理しておく必要がある。

    →話す内容が決まっていない状態で、視聴者に興味を持ってもらえるように言葉を選びながら話すことが課題。

   ・相手の目を見て話すことも求められる。

   ・テンポよく話すためには、話す内容を事前に整理しておくことや、話の流れを意識することが不可欠。

   ・視聴者が理解しやすいように言葉を噛み砕いて伝える技術も必要。

   ・日頃からタイムを計ってフリートークを練習し、決められた時間に近づけるようにする。

   ・最後まで話続け、締めの言葉まで入れることが大切だと思われる。

 

【授業内容】

 アナウンサーを本格的に目指す人のみだったため、少人数で行った。実践はひとりひとり行い、詳細なアドバイスをいただくことができた。受講生の前で原稿読みやフリートークを行い、緊張感をもってできた。本番のカメラテストを想定して取り組むことができたところが良かったと考えられる。最後の質問の時間でも、疑問を解消できた。