【授業内容】

前半→講師の方による、出版業界の基礎的な知識やIPビジネスなどに関する講義。大手三大出版をはじめとする、出版社の売り上げ状況やどんな子会社や繋がりがある会社があるかなどを紹介していただいた。また、IPビジネスや海外展開、アプリなどの事業を教えていただいた。

後半→出版業界に内定した四年生の先輩方三人に就活時のお話を聞いた。出版社のESの内容や面接の際に話したことを細かくご紹介いただいた。

 

【授業感想】

前半は出版業界の基礎的なことを教えていただきました。基礎的な部分とはなっていつつも、知らなかった面も多く、特に出版社の売上げの内訳などを詳しく見ることが無かったため、版権収入とデジタル事業の売上げの伸び率を初めて数値として認識しました。アプリの利用率が高まっている今、デジタル事業の売上げが伸びているくらいの認識ではありましたが、雑誌の売上げをカバーするようにアプリが伸びていることから、出版社がアプリに力を入れ出すことも納得であり、それが頭に入っているのとそうでないのとでは全く違うと感じました。また、大手出版社もIPビジネスに舵を切っているとのことで、海外のアニメが注目を浴びていることが大きいことを知り、日本だけにとどまらず海外に市場を広げていくことの重要性を知りました。就活においても紙より電子を売る人が欲しいと聞き、私個人としては紙を売りたいと思いつつもそれより大事なのは会社の売上げであり、就活時も会社側のニーズに応えられるよう、会社の分析をしたうえでどのような人材が欲しいのかということを考えることが必要だと感じました。

後半は四年生の方のお話を聞き、特に三大出版の本選考の日程を聞き、その厳しさを改めて感じることが出来ました。早め早めの準備が大切とのことで、ESであれば今からでもネタを用意して書いてみる、といった取り組みはできるし、WEBテストの試験対策の勉強も今から始めればアドバンテージになると学びました。特にお三方ともWEBテストの勉強は大切だと仰っており、私はすでに参考書を買ってはありますがまだ本格的に手を付けてはいなかったため、きちんと取り組まなければいけないと強く思いました。また、特に大手三大出版のESでは多くのエピソードが必要であり、二年生の今であればまだエピソードが作れる、とお聞きし、エピソードを生み出すための行動も必要だと感じ、頭だけでなく積極的に足も使って来年度のインターンや本選考に向けた準備をしなければならないと思いました。