【授業内容】

前半→講座生がそれぞれ自己紹介と1~3分ほどで好きな本の紹介を行った。好きな本の紹介については1人1人に講師の方からフィードバックをいただいた。

後半→講師の方々の話をお聞きした。仕事内容だけでなく、それぞれの一日のスケジュールなども教えていただき、最後には多くの質問に答えていただいた。また、質問の中で就活時のことも話題にあがり、講師の方々の就活時のESのお話や面接のお話をお聞きした。

 

【授業感想】

 今回は社会人一年目の先輩方のお話を伺うことができました。今まで来ていただいた出版社に勤める社会人の先輩方の中で一番年が近く、3年後の自分たちがこんな姿になっていたいというリアルな姿を見させていただくことができました。お二人のうち、編集と営業の方がそれぞれいらっしゃったため、出版社内でも働き方の違いや行っている業務内容の違いなども細かく知りました。社内でも大きく業務内容が違うことが特徴のようにも思うので、自分が編集向きの人間か営業向きの人間かをやりたいかは別として考えることも大事だなとお話を聞いて思いました。業務内容の中には自分が知らない業務もあり、作品ではなく本自体を作る流れなどもあり、社内の細かい話をお聞きする機会は多くないため、貴重なお話を聞かせていただいたと感じます。

また、就活時にESに書いていたことや面接の話なども聞かせていただき、インターンの話や就活時の日程などは昨年度のものでありとても参考になるお話でした。

出版社以外でもビックサイトの就活イベントなどに足を運んだという意外なお話を聞き、内定を得るために必要な行動は進んで取るべきだと思いました。お話の中で「出版社の就活はやった事実よりやる時にどう考えていたか」が必要だと仰っており、二年生も終わりが近づいて来る中で自分は何もできていないのではないかと焦りを覚え始めていましたが、日々の生活の中でもESに活かせることはあり、自分の中で考えていないことが問題であると気づくことができました。

 好きな本の紹介をしたことで、自分の「好き」を伝えることがいかに難しいかを知ることができました。自分では熱量をもって伝えているつもりでも、相手には伝わっていなかったり、必要な情報が抜けていたりと自分では気づけないことにフィードバックをしていただいたことにより、気づくことができました。また、他の人の発表やフィードバックを聞く中で自分に足りない物に気づかされました。私の発表で言えば、今の市場の分析などはできているものの、本と出会った後の話やくすっと笑えるワードを取り入れることができておらず印象には残りにくい発表であったなと反省しました。今回の反省は次からの発表時や本番でも活かしていきたいです。