【授業内容】
・講師の方の自己紹介
・講師の方が過去に出版された書籍について
本の売れる仕組みや映像制作においての原作の大切さなど
・採用を突破するために意識する5項目において、どのようなことが求められているのか
①自己分析
②ES
③筆記試験、小論文
④面接
⑤集団討議
・ESについてのフィードバック
事前課題で各自用意してきたESの中から、数名分を公開添削していただいた。
【授業感想】
春学期に引き続きの講義であったが、前回内容にブラッシュアップする形で新たな学びも多くあった。特に、ESを公開添削していただけたことは大変ありがたかった。講座生の中から4人添削をしていただいたが、4人に共通しているのは「よく考えてみたら当たり前のことを書いている」という点だった。
・私は〇〇を志望する。(A)
・志望する理由、大学時代□□を経験した。(B)
・上記のことから、△△を学んだ。これを活かしたい。これを仕事にしたい。
感じたことが当たり前の学びであり、A→B→Bの形になっているパターンがほとんどであった。
しかし、それでは誰でも書けるESで、目に留まることも難しい。これをA→B→Cにする必要がある。
CはBから得た学びに対し、さらに深みを持たせること。もう1フェーズ上げて、学びの裏にある「なぜこうなっているのか」という哲学的な理論の部分まで視野を広げることで、自分なりの自分にしか書けないESが書けるようになるということを知ることができた。自分以外の講座生のESと比較できたこと、また自分のESを講座生全員に見てもらうという実践的な活動はこれまでになかったため、ESにおいての今の課題が明確になり、とても充実した講義であった。
またこれから本格化していくインターンのESについても同様のことがいえる。インターンで何を学びたいと思っているのか、自分にしか書けないESを書くために今からできることとして、日頃からの「知りたい」という感情の解像度を上げていくことも教えていただいた。ESを読み、この人に会いたいと思ってもらえるよう、知りたいを具体的にすることが求められていくと感じたため、様々な場面で視野を広く、物事を深く考えられるようになりたい。