【授業内容】

・質疑応答

 普段からコーチングをされている講師に来ていただき、個々の目標達成に向けたメンタルの持ちようや生き方など、私たちの質問にたくさんお答えいただいた。

 

【授業感想】

 これまでマスコミ業界で活躍されている方からたくさんお話を伺ってきたが、今回は別の業界の、別視点での学びが多くあった。特に印象に残ったのは、以下の二つの話である。

 

①     自信とは、自分を信じることではなく、自分を信頼すること。自分との小さな約束を守っていくことで結果が必ずついてくるようになり、その時には自信がついた自分になれる。その小さな約束を守っていくために必要なのが、自分との対話である。

 

②     気球は火をつけただけで飛ぶわけではなく、重りを切って初めて飛ぶようになる。この話を心に置き換える。心には誰しも重りがついている。しかしその重りを小さくするのが上手な人の方が気球を飛ばしやすい=常に笑顔でいられて、やる気に満ち溢れた人に見える。重り=不安。これをぎゅっと小さくする方法は、「話を聞いてもらうこと」。つまりは対話、コミュニケーションである。

 

この二つに共通していることが、対話の重要性である。①は自分との対話、②は自分以外との対話を示しているが、どのような形であれ、対話をどのように行っていけるかの質を磨くことで、人間性も高められるのではないかと感じた。また、就活に置き換えると、①は主に就活を迎えるまでの過程で、②は面接などの就活中に活用できる。自己分析などをしていくと、自分の強みが何なのかなど、繰り返し自分の中で対話をすることになるが、その際、同じ質問を繰り返してしまうと答えを見つけにくく、自信とかけ離れてしまう。自分への質問をポジティブに、答えの見つけやすいものに変換してみることでそれが自信につながりやすくなる。一方相手との対話の質を高めるには、それだけでなく、たくさんの経験をすることも大切。自分が曖昧な言葉を使えば、相手に届きにくい。本気で自分の中で1度考えたことのあるものだと、伝える時に具体化しやすく相手にもわかりやすい。これが逆の立場であっても、相手から言われたことに自分なりの解釈があれば、向こうが「興味深いと思ってくれている」と思ってもらいやすい。

面接官にも「またこの人に会いたい」と思ってもらえるかが大切である。そう思わせるために、自分がモテる人になるための術をたくさん学ぶことができた。私生活でも活かしていけることが多かったため、今すぐにでも実践していきたいと思った。