【授業内容】
1. 出版業界の現状
文芸書:紙媒体の本とデジタルの本との違い
紙は再販制度があるため原価から値段が下がることはないが、デジタルは再販
制度の適用外のため初版本の価格から値段を下げることが可能
漫画:過去はテレビや映画化をすることで漫画を売る起爆剤になっていたが現在は作家さんを守る方針の編集部が多い
細分化が進んでいるため利益は減少傾向にため、出版社は常にヒット作を持っ ていないと辛い
新しいジャンルの開拓も必要
雑誌:経済誌は光があるが基本的には売り上げは減少傾向
SNSの発達によって雑誌でなければ得られない情報が減った
→雑誌ならではの◯◯を作らなくてはならない
営業、販売:出版社には物流企業がないため、コンビニへの配送がなくなりつつある
取次会社が配布をやめると売る手段が減る
広告:雑誌に広告を出す企業は大幅に減少傾向
雑誌の色と広告がマッチしているかが重要
教育出版:学校や教育委員会とのしがらみが多い狭い世界
少子高齢化のために市場拡大は見込みにくい
2. 一人一人志望理由書を発表してアドバイスをもらう
自分のフィルターを通して話す
出版社以外にも当てはまるような志望理由書はNG
経験とやりたいことをマッチさせる
【授業感想】
話すと書くではかなり違った。特に自分の経験に対する分析が足りないなと感じた。なぜ、 そのような行動をとったのか、その時どのようなことを考えて感じたのかをより深掘りしなければならない。そうすることで自分ならではの切り口で話すことができ、誰にでもいうことができるような結論にはならない。
自己分析とともに自分の行動、感情 に対する分析も並行して行っていくことが重要だと思う。