〇授業内容

①     テレビとは

・巻き戻しのできないメディアである

→1分のニュースは40分ぐらいまわす。つまり、凝縮されたものを「1発で伝える」

・インフラでありながら娯楽である。

・演出が加わるため、見る側は「見抜く力」が必要

・人気と認知のかけ合わせがヒットを生む(現代は+SNS戦略)

 

②     2年秋にするべきことは

・「テレビとは何か」具体的に書き出して狙いを定める

→「テレビのライバルって?」「テレビってそもそも何を指してる?」「コンテンツって何種類?」

書くことで整理され、特徴があぶりだされる=「夢」が「目標」に変わる

・「なんでこれが好きか」「なぜこれにお金を使うのか」自分を客観的にみて、「好きの理由を分解」し、人に話すことが重要

 

③     就活について

・感情が振られたこと(喜怒哀楽)が重要

・「ガクチカ×企業の求める人材」=「接着剤」

→どこに接着面があるのか見つけるのがOB・OG訪問やインターンである

・書けるはチャンス→自分を詳しく伝えられる

・自由記述はチャンス

→熱意が伝わるようにとにかく埋める

*ガクチカを企業が求める人物像によせに行き過ぎない。「接着剤」が大事。マッチングではなくすり合わせる力

・「面接は正解を言わなくていい」を前提にする

・マスコミ志望者は、マスコミ以外の企業は「会社」ではなく「職種」で絞ること。

→就社活動ではなく、就職活動にする

 

最後に

「空気を読むより作る人がいい」「考え続ける、粘ることが出来る人がいい」

色々なことのテンポが勝手に速くなっている時代だけど、惑わされないことが大事。

 

〇授業感想

就職活動や2年秋にやるべきことについて不安に思う人が増える時期なので、内容をリクエストさせていただき、講義をしていただきました。私が一番気付かされたことは、講師が自身の当時の手書きESを見せながら何気なくおっしゃっていた「自分の個性はA41枚に収まらないだろう」という言葉です。ESを埋める際、自分について見つからず、ESも埋まらずで焦ることがありましたが、ESが最初のアピールチャンスであること、「わたし」という人物を企業に売り込むのに絶対必要の個性がないなんてことはないということに気付かされました。また、ほとんどのコース生が授業後に事前課題であった「志望動機」とガクチカを添削してもらいに行きましたが、時間をかけて個人のことにも、全体に共通したことにもふれて丁寧に添削していただき、それぞれの今後の糧にすることが出来た授業でした。