【授業内容】
① 自己紹介
② 講師の先生の現在のお仕事についてのお話
③ 二人一組になって、お互いを取材→他己紹介
④ 1人ずつ、講師の先生自身についての質問をする形での取材体験
⑤ 現在の三大出版社を取り巻く状況についてのお話
⑥ 質疑応答
【授業感想】
秋学期初回の授業は新しいメンバーが加わったこともあり、自己紹介から始まりました。コースメンバーの仲が以前よりも深まっていたため、みんな緊張しすぎずに春学期以上に簡潔かつユーモアを加えながら自分の魅力を伝えられていたように感じられます。「推し」を紹介する項目では、自分だけの着眼点で見つけた「推し」を紹介することで、ただ「推し」の魅力を紹介するのではなく、本来の目的である自らの魅力を伝えることにつなげられるのだとアドバイスをいただきました。
二人一組になって行うお互いの取材、他己紹介では、見知った仲だからこそ、相手の新しい一面を質問によって引きだすことに苦戦しました。私は相手の新しい“情報”を引き出すことにこだわってしまいましたが、他のペアの発表を聞く中で、象徴的なエピソードを紹介したり、取材する中で感じた印象を話したりすることで、その人の人となりが印象づけられることを学びました。
講師の先生自身についてできるだけたくさんの質問をし、講師の先生自身のことをどれくらい理解できるのか、という取材のデモンストレーションでは、積極的に手を挙げて30分で70個ほどの質問をすることができました。しかしこれだけ多くの質問をしても、その人自身のことを20%も知ることができないということが分かり、限られた時間の中でいかに踏み込んで、相手の良さを引き出せる質問を投げかけられるかという「質問力」を身に付ける必要があると感じました。
半年間共に切磋琢磨するコースの仲間の間でコミュニケーションをとる中で、「質問力」を鍛えお互いのことをより深く知っていきたいです。