【授業内容】
・1コマ目:講師の方の経歴と就活の進め方のアドバイス
・2コマ目:スポーツアナウンスとキャスターでそれぞれが希望を出し、実践を交えての授業
・3コマ目:チーム対抗で講師の方に関するクイズ
【授業感想】
とにかく楽しんで授業に取り組めた点。インターンのESに追われ、最近行った授業がインターンの実践的なものが多かった中で、生徒が明るく楽しく参加できていたことが印象に残った。スポーツアナウンスでは、高校野球のスタンドの様子をリポートする練習と実況の練習をした。スタンドの様子をリポートする練習では、試合の状況、事前に高校の応援について調べた情報をもとに、自分はどの情報を伝えたいのかを短い時間で考えてリポートすることがとても難しかった。全体として短い時間でまとめ、リポートできている人が多くみられた。特に声色を変えて明るく話せている生徒が多く、講師の方もそこを評価していた。私も挑戦し、「変わった応援をしています。」と言ったが、リポートの中でどんな変わった応援をしているのか伝えることができていないと講師の方からアドバイスを頂いた。私はアドバイスを受けて、短い時間とはいえども、より具体的に視聴者にわかりやすく伝えられていないと感じた。この練習はESを書くときに必要な自己分析と同じようなことをしていると感じた。自分のことだけでなく、他の内容でもしっかり分析して具体的に話せるように何度も実践していきたいと感じた。
また、何回も実践を繰り返すことでより良くなった点。実況の練習では、トランプで神経衰弱をしながら実況をする練習をした。最初はめくったトランプの数字とそろうかそろわないかを伝えるだけの生徒が多くみられた。しかし、講師の方のアドバイスを頂いて実践したことで、めくっている人の顔の表情や全体の雰囲気までも伝えられるようになった。また、過去の対戦データや戦い方のデータを基に実況をしている生徒もみられた。私も挑戦してみて、顔の表情や流れなど全体の様子を伝えることはうまくいったが、あと1セット合わせられたら終わりの時といった珍しい展開になったときの実況に盛り上がりが足りないとアドバイスを受けた。その時私は、状況によって実況の声色や声量を変え、より視聴者が注目するような実況をするべきだと学んだ。
さらに、3コマ目のチーム対抗の講師の方のクイズでは、講師の方が過去にやってきたことについてのクイズを行った。特に、オートレースの映像を見て、何番が優勝するか予想するクイズでは、多くの生徒が映像を見て全力で応援している姿が印象に残った。明るい雰囲気の中、親しい仲間がいるからこそ、何事にも全力で取り組むことができていると感じた。また、オートレースのルール説明を講師の方がしてくださり、今回のクイズをきっかけにオートレースにハマりそうな生徒も見られた。ただ真面目に授業を受けるだけではなく、今回の企画のように楽しみながら取り組むことでも多く学びが得られると感じた。