【授業内容】
・1コマ目:MBSのカメラテストを想定して、30秒自己紹介
→各自持ってきた写真について1分間のフリートーク、原稿読み
・2コマ目:面接4グループ、原稿読み、ES添削
→3グループの中からコース生が各自選んで参加する
・3コマ目:チーム対抗モノボケ大会
→5チームに分け、モノを使って、1分間フリートーク
1分間でモノを売り込む(個人戦/団体戦)
【授業感想】
来てくださった講師や先輩方が多く、小グループで1人あたりに使う面接の時間が長かったため、じっくり面接をすることができた。そのため深掘りされた質問に対して、自分なりに考えを持っている点・持っていない点がそれぞれ分かった。
結果、自分がまだ足りていない自己分析や今まで聞かれなかった質問に対して、もし本番の面接で聞かれた場合にどのように答えるか対策の機会を得ることができた。
また、少人数グループで複数の先輩に面接やカメラテストを見てもらうグループもあり、それぞれの先輩から多角的にアドバイスを頂くことができた。その中でカメラテストでフリートークを行った際、話の内容は自分にしかないエピソードを交えて推しを話すことが重要だと学んだ。特に話し方が大切だということが印象に残った。もし本番でライバルと拮抗していた時に選ばれるためには、「ら抜き言葉」に注意することや、自分の喋り方の癖を出さない「アナウンサーの喋り方」ができているのかが重要だと先輩からアドバイスを頂いた。それを聞いて私は、普段友人に話す時から自分の話し方の癖を直す意識を持って話すよう気を付けるべきだと思った。
モノボケ大会では、ただボケるのではない。モノボケ大会が一つの番組だと思って、司会者は司会を行い、発表側も与えられた時間の尺を守り、短い時間で多くの人が楽しめることを考える即興の力を鍛えることができた。
今日の授業でもっとも良く、重要な点は思い切ってやることと場慣れすることだ。思い切ってやらず、場慣れしていないと自信がなさそうに話していると面接官に思われてしまう。講師からアナウンサーがプレゼンでのミスや読み間違いをした時に、「あーっ」とならず、自信がなくても面接官から常に自信を持って話しているように見せることが大切だと仰っていた。それを聞き、面接を受ける時も自分がアナウンサーであると思って臨むべきだと感じた。
モノボケ大会では、恥を捨てて思い切って取り組んでいる生徒が多くみられた。私は全力で取り組むことで、言葉に表していない何かが相手に伝わるのではないかと思った。チームで即興のモノボケをするとき、内容の面白さだけでなくチーム内のメンバーのそれぞれが参加し、それぞれの役割分担ができているチームは先輩から高評価を頂くことができた。また別のチームは、講師イジリをして、場を盛り上げている発表もあった。
これを通して、面接で面接官に答えさせることは自分と相手との共通意識を作る上でとても重要なことだと講師の方が仰っていた。私は今まで自分のことについて答えることに一生懸命だったが、自分のことだけに集中するのではなく、少し余裕のある心持ちで話せるよう面接練習を行い、自分を成長させる必要があると強く感じた。