<授業内容>
・講師の自己紹介
・出版についての講義
→本の紙代などの高騰により、出版社は発信のスタイルを変えて
(本以外の発信方法を用いて)発信をし続けている。
1. 本をもとにWEB記事を作成
→フリー、登録、有料などに会員を分け、会員の増加を図る。
2. 本のイベント(サイン会など)
→出版社だが、本だけにとらわれていない。
・質問タイム
1. 大学時代について
→就活のためだけの勉強をしてもだめ
→社会人と話す機会、メールのやりとりする機会を増やす
2面接について
→面接はその人の個性を聞く場
(=自分の強みを考え「自分といえば何か」をはっきり作り、アピールする場)
→1、2年のうちに色んな経験を積み、3、4年のインターンで役立つようにする。
・マーケティングについて
→時代と共に、製品中心から顧客中心へと変わってきている。
・グループワークと各班へのフィードバック
目的:グループ内で、自分はどの立ち位置に着くのが良いのかを感じる
お題:『読者の高齢化、若者読者の減少などの要因により、ニュースを見ている人が減少しているが、どのようにすればより多くの人にニュースを見てもらえるだろうか』
<授業感想>
今回の講義では、最近の出版社について伺いました。本代の高騰、読者の高齢化、若者の本離れなどにより、本を読む人が減少している中で、本だけにとらわれずに他の方法で発信を続けているということを聞き、私は自分たちの日常生活でも同じことが言えるのではないかと思いました。一つの観点や自分の持っている固定概念にとらわれずに、視野を広げ多くの方向に立って、多くの意見を聞き入れ、物事を多様な方向から見る。そして、新たなアイデアをもつ。そうすれば、就活に必要な自己分析も少しは簡単に行えますし、就活に限らずこれからの人生、自分の周りで起こる課題の解決もより簡単に行えると考えました。しかし、こういうことを言葉で言うのは簡単ですが、実際に行動するとなったら難しいもので、グループワークで出された課題の答えを考えているときに感じました。本の需要が下がっているのなら、本以外の発信方法で発信を続ければいい。読者の高齢化に対する対処法は、若者の読者を獲得すればいい。では、その先はどうするのか?という課題に直面しました。実際にどのようにすれば若者の読者が増えるのでしょうか。ただただ若者の使うアプリでの宣伝やニュースの電子化を行えばいいのでしょうか。きっとこれらのことをしても、何も変化は起こりません。根本的な、ニュースに対してあまり興味を持っている若者が少ないという問題の解決ができていないからです。また企業から与えられた資金、自分の企業の立ち位置などについても一緒に考えなければならないので、本当に難しいものです。
4年後、今よりも成長した考えを持った社会人になれるよう今は身近なことでも、「あ、いいじゃん」と言うふうに納得して終わりにするのではなく、「どのようにすればより良い結果を導き出すことができるのか?」「本当にこれがベストなやり方なのか?」と常に疑問を持ち、一歩先のことについて考えながら過ごしたいです。