〇授業内容

1. 自己紹介

講師の先生の経歴、仕事内容について

現在の担当している番組

仕事をする上でのやりがい

などを質問形式で教えていただきました。

学生が今やっておくべきこと

ディレクターとプロデューサーの違い

・「内容が面白い」より「座組・構成が面白い」の目線でテレビを見られるようになるといい

・テレビ局を目指す人はもちろんアナウンサーを目指す人も番組はたくさん見るべき

 →常に業界にアンテナをはり、自分はどんなジャンル、人、キャッチコピーが好きなのかをわかるようになるといい。

「3年生になってからでは遅い」

・例えば、1つのアニメの1シーンだけを詳しく語れるようになるだけでもいいから、とにかく何でも見る

 

2.学生時代について

・自己PRは、「○○をやっていました」が大事なのではなく、「こういうところにこだわっていた」が大事。

何か1つ、だれにも負けないことを強みにする。

・「ものは言いよう」

  →どんなことでも言い方によってはアピールになる

・自分の口から出ることはすべてアピールだ

  →向こうが自分を覚えられるちょっとの気遣いをする

 これらを続けると、3年生で「これが好き」「この番組にはこれが物足りないからこうすればいい」「ああなりたい」がわかってくる

 

3. 企画を考えよう:グループワーク,約6人

・19時台の放送時間60分のゴールデン特番

・編成からは、「家族で楽しめる番組」

・MCは芸人とタレント(俳優)にしてほしい

 

以下フィードバック

・プレゼンが面白くない

 →型にのっとりすぎている

・会話が盛り上がってない

 →コース内で日ごろからたくさん会話をすること

・声が小さい

 →インターンなどでは落とされることもある

・一番プレゼンがよかったグループは、一番リサーチが出来ていた

 →空想を形にする工程であるため、いかに説得力を持たせることがカギ

・タレント力があるか、ロケにいったらどんな風に盛り上がってくれるかを考えることが座組を組む上で重要

これらを実際は一人で考えるからディレクターの仕事は大変

 

〇授業感想

 企画を考えるグループワークでは、タレントや事務所からの要望を聞き、後から内容を変更したり、あらかじめ固めたりと実際の雰囲気を知ることができ、勉強になりました。

 一方で、フィードバックでは厳しいご指摘をいただき、これからの自分自身についても、コース全体のこととしても考え直さなければいけないと危機感を抱きました。