【授業内容】
・講師の自己紹介/現在までの仕事説明
・質疑応答(仕事内容、記者職・新聞社での就活に関して)
・就活作文の書き方
・就活作文を書いてみよう(60分/800字)
テーマ「道」
・作文発表(3年&2年3人)と講評
・質疑応答(講義全体に関して)
【授業感想】
スポーツ記者として「結婚や移籍などの大きな出来事を教えてくれるくらいの関係を作っておく」ことが大切であるということを講義内でおっしゃっていて、いい記事を書くためにはまずはいい関係を築くことが必要であると感じた。
また、スポーツ新聞で働く記者にとって大切なことは「ガッツがある」ことと「泥臭い仕事ができる」ことであるという、スポーツ記者だけでなく、記者にとって大切な心構えを学ぶことができた。
就活作文については、「あなたは何者なのか」を伝えるものであるという大前提をまず学んだ。最初はびっくりするほど相手に伝わらないということ、そして文章は伝えるのに限りなく不便な手段であるということを理解したうえで、就職作文に臨まなければならないということを学ぶことが出来た。
そのことを学んだうえで、実際に「道」というテーマで作文を書いたが、「道」という言葉から連想される話題を用いて自身の経験に紐づけて書いている人や、文章表現に凝っていて独創的な雰囲気を創り出している人など、人それぞれ様々な強みがあることも発見することが出来た。
その一方で「一点豪華」の作文を書くことが出来ていた生徒はおらず、就活作文としての出来はまだまだで、これから特に意識をして練習に励まなければならないということも、実体験を持って理解する機会となった。
「就活作文」というテーマは自分を表現するものではなければならないが、ESのように客観的な内容ばかりでは面白くなく、逆にエッセイのように主観的で感情的な内容ばかりでは自分をアピールするものとしてふさわしくないということを今回の講義の中で学ぶことができ、非常に良い経験となった。
さらに講師から一人ひとりに講評を頂くことができたり、他の講座生からも講評をもらうことができたため、どこを強化すべきなのかを一人ひとりが学ぶことができた。そのなかで自分に足りない部分を他の講座生はどのように表現しているのか吸収することもできた。
全体を通して、講師の先生が質疑応答の時間を多くとってくださり、現在の仕事に関するものや就活での悩み相談、作文の書き方など活発な雰囲気で行うことが出来た。