【授業内容】

前半→講師の方のお話

 講師の方の経歴と出版社、就活のお話について聞いた。講師の方は出版社から新聞社、メディア関連の会社と二度転職されている。現在の大手、中堅の出版社を教えていただいた。また、講師の方が就活当時にしていたことなどを聞いた。

 

後半→自己紹介・他己紹介

 後半はまず自己紹介を行った。一分という制限付きの元、前に立ち一人ずつ行った。一人の自己紹介につき、一人が感想を言い、講師の方からの講評を一人ずつもらえる形であった。また、その自己紹介を踏まえペアになって互いにインタビューし合い、同じく一人一分で他己紹介を行った。他己紹介には「実は〇〇さん、こう見えて~~なんです」という文章から始め、自己紹介より面白くなるようにするというお題があった。

 

【授業感想】

 講師の方のお話の中で、講座に入ったことに満足するのではなく、クラスの四分の一に入る努力や気づき、行動をすることが大切だという話があった。講師の方も実際に就活時に業界や会社、会社が出している出版物を読み込み、分析したという。このお話を聞いて、自分は出版社を目指し始めてから一体いくつの行動を起こし、努力をしたのだろうと考えさせられた。今回の自己紹介と他己紹介を通して、自分より強いアピールポイントを持っている人もいれば、面白いエピソードを持っている人もいたり、自分より活舌もよく声が大きい人もいたりした。その中で自分が今のまま過ごしていては四分の一に入ることはできないと思い、危機感を持つことができた。

 また、自己紹介を踏まえて他己紹介を行ったが、相手の魅力を引き出す質問をするのが難しいと感じた。しかし、編集は人とのコミュニケーションで面白いものを生み出す仕事であると聞き、とても重要な力であることが分かった。常に人や物の魅力を探しながら生活する癖を身に着けていきたいと思う。自分が伝えたいと思ったことと実際に相手に伝わることは違い、自分が面白いだろうと思うことと実際に他人が面白いと感じることは違うのだと今回学ぶことができた。このことを念頭に置いて話をするだけでも全然違うと思う。このことを、就活の時にも活かしていきたい。