〇授業内容
1. 講師の経歴と現在の仕事について
テレビ局に4年務めたのち、フリーアナウンサーとして活動しているというご自身のご経歴のほか、現在主にやっているラジオ番組の仕事について教えていただきました。
・ラジオはフリートークが多くほとんどの台本が白紙である
・アナウンサーは話す仕事であり、他の職業よりも早く募集がかかる
→うけることでしゃべることへの適性を見つけたり、自信がついたりすることもあるから、みんな受けてほしい
2. 就活は「できること」×「やりたいこと」
・就活は自分が「できること」と「やりたいこと」のかけあわせで、やりたいと思っても適性がないこと、やってみたら意外と向いているということもある
→自己分析や企業分析をし、OB・OG訪問をすることで見つけていく
・自主マスの縦と横のつながりを大事にし、最大限活用することも大事
3. 自己紹介
①名前
②現時点で憧れの企業
③好きなこと
自己紹介のここでの意義
・緊張に強くなることが大事
→不安があると緊張する=準備があれば大丈夫
・自分の好きなことを見つける」ことはとても重要なこと
→なぜなら、「好き」という気持ちがメディア業界を動かす原動力だから
フィードバック
・眉毛が見える髪型は第一印象に繋がりやすい
→特に男子は眉毛の形を整えると清潔感が出る。女子のメイクも同じで、研究が大切
・なぜ自分はそれが好きなのか=自分はどういう人間なのか
・面接は学生からどう見えているのかを企業側が知る場でもある
→いろいろなところに目を向けて考える
4. ラジオ番組制作
①しゃべり手(自己紹介→朗読→感想)
②制作(番組名・テーマソング)
③営業(番組ロゴ・提供2社)
2グループに分かれ、実際の行程と同じように5分のラジオ番組制作をしました。
フィードバック
・締め切りや生放送は話がまとまらなくなってきたり、膨らんでいたりしてもここまでと決めてオンエアにもっていく
→タイムキーパーやまとめる人がいることが大切
・営業は番組ありき
→コミュニケーション能力があるだけでは務まらない。番組を理解し、愛した上ではじめてできる仕事である
〇授業感想
自己紹介では、一人一人にフィードバックをしたうえで、全員に共通して言えることもその都度付け足してくださり、とても勉強になった。憧れの企業を全員の前で言うことは今までなかったが、自分がなぜそこに行きたいのか、なぜほかの企業ではないのかを改めて考えることができ、モチベーションの向上にもつなげることが出来た。
ラジオ番組制作は、3つの役割に分かれ、どのように連携して一つの番組を完成させるか、垣間見ることが出来た。このコースは複数の業界志望者が集まっているので、それぞれの志望業界を体験することができ、全員に有意義な時間になったと感じた。