【授業内容】
(1) 記者中継・リポートについて
・どのような人に、何のために中継をするのか
・なぜその場所から中継するのか
・誰に伝えたいのか
・アナウンサーのリポートと記者のリポートの違い
→見聞きした本人が伝えている
(2) 中継・リポートをする際のコツ
〇リポートにあたっての不安材料は徹底的に排除
・天候によって持ち物を工夫する
・VTRにのるQワードを決めておく
〇本番前に音読
・噛みそうな言葉があったときは何度も音に出して誰かの顔を思い浮かべるのも有効
〇読み方のコツ
・数字や固有名詞、「」があるときは少し間を持ってからゆっくりはっきりと
・声は正面に出す カメラの後ろに伝えたい人がいる意識で
(3)実践「記者による中継を撮ってみる」(1時間)
・スマートフォンで45秒撮影
・インサートなし
・2人1組でお互いに撮影
・独自に考えた設定で撮影
【授業感想】
実践のフィードバックを通して、カメラワークの重要性を学びました。「もっとモノに寄っていい」というご指摘が多く、自分が思っているよりももっと大げさにカメラワークを考える必要があると感じました。
また、「小学6年生でも理解できる言葉を選ぶ」ことや、「自分がいる場所がどのような場所なのかを知らない人にもわかるように説明する」など、誰が見ても情報を理解できるように工夫することが必要だと学びました。同じ場所からの中継でも、撮り方を変えることで見ている人を飽きさせない工夫をする大切さを教わりました。
今回学んだ内容をもとに、自己PR動画などにも役立てていきたいと思いました。