〇授業内容
●座学
・就活におけるグループディスカッションのポイント
・ChatGPT活用術
・講師の仕事について
・就活について(昨今のメディアの全体像)
●ワーク(グループディスカッション/ペアワーク)
→①就活におけるグループディスカッション対策
・内容:指定のテーマについて5~6名のグループに分かれてそれぞれ自由にディスカッションを行う。
・グループごとに意見をまとめたのち全体に発表。
→②ChatGPTを用いたワークの実践
・内容:指定のテーマについて、ChatGPTを用いて2人1組で考えたのち、そのアイデアを発表。
〇授業感想
グループディスカッションでは、グループ内での議論に加えて全体への発表、また他のグループの発表内容を踏まえた意見交換を行った。今回のディスカッションにおけるテーマは昨今の社会問題に関わるものであったため、特にグループごとの意見交換では不用意に話を展開させすぎたり、長く語りすぎてしまったりと、議論を停滞させてしまうことがあった。
就活のグループディスカッションは、あくまでも課題解決への貢献度や協調性、そして議論のプロセスが問われるものであり、議論そのものが重要なのではないということ、そして全体を俯瞰して冷静に論点をつかみながら議論を進めていくことの重要性を今回のワークを通じて学び、改めて就活に臨む際にあるべき姿勢について考えさせられる講義となった。
またChatGPTを用いたペアワークでは、座学で学んだChatGPTの活用法を参考にしつつ、自分たちの考えを形にしていく作業を実践した。ChatGPTを用いることによって通常ではすぐに考えつかないようなアイデアやその内容を考え出すことはできたものの、それをうまく現実的なものに落とし込むことができなかった。今後はChatGPTが生成するレベルが社会の基準となりうる中で、それを活用しつついかに独自性や優位性を生み出していくのか、また就職活動を有利に進めていくのかという点において、座学の内容を含めて非常に有意義なものであった。