○授業内容
①講義「自己PRと志望動機」
あくまでも自己紹介
[自己PR] 人生20数年分で勝負する
[志望動機・企業研究] 告白は相手を知ってから
・なぜ○○が好きなのか、どこが好きかを考える
→好きなものをどの視点で見ているのかを考える。
何をしているときが楽しいか、うれしいか。成功体験や失敗体験を考える。
・自分のストロングポイントだけを書くと自慢のようになってしまう
→ツッコミたくなるポイントを作る
<書く時のポイント>
・多めに書いて削っていく
・結果が無かったとしても質問に打ち返せるもの、辛かった部分も話せるものを書く
・面接官の年齢層を想像して書く
・エントリーシート全体を見てバランスをとって自分がどういう人なのか伝える
②講義「企画書のポイント(主に映画)」
・あらすじ:ストーリーの結末まで最後まで書く
・セールスポイント:どこが視聴者に響くのか
・キャスト/スタッフ:なぜこのキャスト、(脚本・監督)なのか
(アニメなら)キャラデザや作画など
*エンディングの作品クレジットを見てどんな人が関わっているのかチェックする
・ターゲット:20代女性独身など細かく設定する
*メインターゲット
*サブターゲット
*コアターゲット
・いつの時期、時間:公開日・放送時間帯等
・ビジネスとしてのゴール:視聴率、興行収入、リアルイベントで回収…等
③グループワークor 面接練習
<グループワーク 映画企画書>
条件:10代男女が見る興行収入10億円を超える映画
(男性だけ、女性だけになどターゲットを絞ってもOK 原作あり)
方法:
・3チームに分かれて90分間グループワーク
・5分で発表
フィードバック:
・決められた時間内に必要/不要な情報を取捨選択をする。
・映画の視聴者(ターゲット)を意識して企画をする。
→学生がお金を払ってまで見ることが出来る映画なのか、観てもらいたい人の顔を想像することが大事。
・ゴールを具体的に想定する。
→何人来場したら10億円超えるのか、入場者特典やライブビューイングは必要なのかなど。
<面接練習>
グループワーク以外の人は講師の方と1対1で面接練習
○授業感想
改めて自分自身の自己PRや志望動機が自慢になっていないか再確認する機会になり非常に勉強になりました。○○で1位等わかりやすい実績が無かったとしても、面接での質問により具体的に話すことができるのが一番大事だなと感じました。
また、映画の企画書では必要な要素を実際の例を見ながら教えてくださり、その講義を元に実際に企画書をつくる体験ができ、エントリーシートとしての企画書や今後の将来にも役立つと思いました。
グループワークを通して、どういう作品にするのか、どうやって10億円超えるのかということばかりに着目してしまい、視聴者の顔を忘れてしまっていたことに気づかされました。大事なことを忘れずに企画を作りたいです。
発表の際には5分の指定のところ9分まで伸びてしまい、90分の間に話すことをまとめきれていなかったことが原因だと思います。時間を決めて話し合いを進めていくことが必要だと感じました。
また、スライドの順番によって聞き手側にわかりやすく伝わるか変わることが非常に難しいと思いましたが、重要なことでもあるので意識して発表に臨んでいきたいです。