【授業内容】

 ・グループワーク(チーム対抗のディベート)

 

〈目的〉

・面接で自分の体験や考えを自分の言葉に変えて語る訓練

 →知識のひけらかしにしない

・自分の考えをもち、それを伝えられるようにする

 

〈方法〉

 ・4チームに別れ、A vs B, C vs Dでディベートを行う

 ・2チームがディベート/他2チームはタイムキーパーと審査をする

 

〈評価のポイント〉

 ・感情<論理

 ・結論→理由→結論の順で話す

 ・第三者を説得できるか

 

〈流れ〉

 ・事前準備/調べて主張をまとめる(30分)

 ・主張「放送局は○○すべきだ。なぜなら〜」(3分)

 ・自チームで検討 (3分)

 ・相手チームからの反論 (3分)

 ・自チームで検討 (3分)

 ・最終 /反論に反論しつつ主張する(3分)

 

〈フィードバック〉

・データの引用元をハッキリさせながら数字を用いて話す

・自分の言葉で伝えることで説得力が増す

・与えられた時間を有効的に使うこと(時間を余らせない)

 

【授業感想】

 ディベートは、短い時間の中で説得力のあるソースの確かな情報を集めることに苦労しました。相手からの反論を検討し、発表する中で、その話をよく聞き主張を考える必要があると感じました。そのため事前準備でどのような反論が来るか想定し、ある程度データを揃えておくべきだと思いました。

 相手から反論された時、自分自身の考えがそこまで至っていなかったという新たな視点を知るきっかけにもなりました。このようなディベートは、短い時間で考えを言語化する能力を磨く良い訓練方法だと思いました。

 また、他チームの審査をする中で、情報源の明確さによってかなり説得力に差が生まれると感じました。

不明確な情報の数字は、ただ数字を並べてみました、というような印象を受けると思いました。

 そして3分と主張時間が決められているにも関わらず、1分余ってしまうなど時間いっぱい使って話すことが1番難しかったです。時間が余ってしまうと、それで終わり?と淡白な主張に聞こえてしまうと感じました。