【授業内容】
①4年生が実際にESを書く上で気を付けたことやアドバイスなどのお話。(40分ほど)
②第二回の講座と同様に、4グループに分かれてそれぞれの悩みや困っていることの相談会。
今回は第二回と違い、どの先輩に相談したいかを自分で選びグループ分けを行った。
③五人一組で面接練習。
学生たちで面接官と学生の役割を担い、相互に面接練習を行った。自分が面接官の立場を経験することで、面接官が何を聞きたいのか、どのように感じながら面接を行っているのかを知る目的があった。
・第二回の時もそうだったが、個人的な相談を、自分の目指している道を突破してきた先輩に相談できるのは大変貴重で充実した時間だった。学生からも、このような時間が大変有難いという声が多く挙がっていた。
・初めて自分が面接官の役を行った人が多かった。普段は自分が面接を受ける側しか練習していなかったため、面接官の気持ちを知ることができた。具体的には、面接官は質問を考えながら学生の話を聞かなければならない状況であるため、かなり面倒くさいという気持ちが出てきてしまう、などであった。これらのことを実際に感じたため、面接官の興味をそそる話題などを提供する必要性などを実感することができた。ESを書く上で、今までとはまた違った視点で考えることができるいい機会だった。
【感想】
・先輩に個人的な悩みをマンツーマンで相談できたのはかなり大きな一歩となる。そのため、今回の講座でESについての相談をそれぞれが個人的にすることができ、大変有難い時間となった。今回設けて頂いた時間によって、締め切りが迫り続けるESがかなり前に進んだ感触があった。
・面接官は自分が思っている以上に大変で、正直面倒くさいと思ってしまうこともあった。その中で自分は面接官の印象に残り、興味を惹く話をしなければならない。また、数あるESをしっかりと読める面接官は多くはないだろう。従って、ESをパッと見ただけで目に入ってくる強いワードや目立たせ方が重要になってくると学ぶことができた。
・何人もの人が同時に面接を行い、隣の人の声が大きいとそちらに耳が傾いてしまうことがあった。実際の面接では隣で別の人が面接を行っている状況は珍しくないため、声を前に大きく飛ばすことの重要さを再確認することができた。
・練習とは言っても、実際に人に自己PRを話すとなると、本来言いたかったはずのことを言い切れなかった。面接練習は回数を重ねるしかないと痛感した。