授業内容
「自分が夢中になれるモノ・コトを見つけよう」をゴールに、授業を進めた。
まず、自主マスの法大生はマスコミ以外を知らないのでは?という事から、テレビや広告会社だけでなく、ゲーム会社やテーマパークなども含めて“エンタメ業界”であるというお話が合った。その中で自分の好きを知るためにクイズ大会を行った。テーマは、エンタメについてで、具体的にはドラマや映画、アニメ、スポーツなど幅広い分野から出され、自分たちの“好き”について知ることが出来た。
次に、講師の仕事の説明があった。映画会社は映画の企画から宣伝まで行うため、プロデューサー集団であるという言葉が印象に残った。そのプロデューサーの中でも、映画の中身を作る企画プロデューサーと、映画の外見を作る宣伝プロデューサーがいるという事を教えていただいた。
映画会社の社員は年間平均250タイトルの本を読み、日々企画になりそうな作品を探していることを教えていただいた。また、講師のメインの仕事である、映画の二次利用、コンテンツの権利を扱うライセンスビジネスについても教えていただいた。アニメに関しては映画とアニメの違いについて教えていただいた。具体的には、鑑賞方法はアニメの方がハードルが低く競合作品が多い事や、目標地点が映画は公開初日が一つのゴールであるのに対して、アニメは放送初日がゴールではなく、視聴者に継続して見てもらえるようにしなければならない事などである。
最後に、ワークとして講師が最終面接で聞かれた「あなたが一番好きな映画を私が知らない前提で15秒でプレゼンしてください」から派生した「自分の好きなエンタメを1分でみんなに紹介」という内容で行われた。サイクリングやウサギのキャラクター、YouTubeチャンネルなど多種多様なエンタメが紹介された。相手が知らない情報を入れることが重要であると教わった。
授業感想
映画会社というあまりなじみがない会社について知ること、またテレビや広告などのマスコミ以外の“エンタメ業界”について知ることが出来たこと。また、勤められている会社の仕事の話だけでなく、大学2年生の就活対策は何をすれば良いのか、どのように志望する会社を決めていけば良いのかなど、就活に向けての考え方についても知ることが出来た。