1.授業内容
講師の方が勤務する広告代理店の仕事内容をはじめ、実際のインターンシップや面接で行われるグループディスカッションを実践した。そして最後に就活への対策やガクチカに対する考え方をご教授いただいた。
①広告代理店の仕組みと仕事内容
広告業には、マスメディア・デジタル・セルフプロモーション広告の3つに大きく分けられる。このように、現代ではさまざまな媒体を通した広告を私たちは日常的に見ている。しかしそれと同時に情報が溢れかえってしまい、現代は「企業が伝えたいメッセージが社会に届きづらい時代」になっているとのことだった。広告(情報)を、「意味のあるモノ」として人々に思ってもらうためにアイデアを出し、それを実行することが広告代理店の役割・使命であるとのことだった。
②グループワーク
4人組で75分間という制限時間を設定し、模造紙2枚を使ってプレゼンテーションを実践した。お題は清涼菓子とした。
「どんな人をターゲットとし、この商品があればどんなことができるか。」ということを軸とし、「どんなメディアを使って、どんなことをやればいいのか。」ということを考えた。評価のポイントとしては、戦略・アイデア・リアリティ・模造紙全体を通した方向の統一性が挙げられた。
振り返りの際に、講師の先生から講評をいただいた。
全体的に良かった点
・着眼点の良さ、一貫性がある
改善点
・時間配分が不十分
・趣旨からのズレ
グループワークをする上では、主体性・計画的な議論・意見のまとめ方の3つが重要とのことだった。特に「タイムオーバーは論外」など、厳しい言葉もいただいた。
③ガクチカの考え方
⑴ 珍しい活動をする
⑵ 就職先に近い活動をする
⑶ 今の活動で成果を出す
これらの3つが大切とのことだった。本気で取り組まなければ見えてこない視点を得ること。つまり、物事の本質を探すことが将来に役立つとのことだった。
授業感想
ランダムに4人組を作ったことで、個性の尊重・意見のまとめ方・計画性を試行錯誤しながら取り組むことができた。
発表内容について、講師の先生と質疑応答の時間があったことで、論理的思考、根拠のあるプレゼン力が不足していることを再認識できたと思う。