授業内容

ESを事前に記入して、それに基づき面接対策を行いました。

【面接】

面接は計2回。1グループ5人としたグループ面接

10人のうち5人が面接を受け、残りの5人がサブ面接官。

サブ面接官は、面接を受けているメンバーの中で最も良かった人を選択しました。これは面接官の立ち位置を経験して、「どんな人が求められているのか」「どんな人を採用したいのか」を感じるためのものです。

〈面接概要〉

・自己PR30秒

・お題に合わせてフリートーク45秒

シンキングタイムはなく、出された3つのお題からどれかを選んで答える。

・最近の気になるニュース45秒

シンキングタイムはなく、出された3つのお題からどれかを選んで答える。

・ESを深掘りする質問

例)

アナウンサーになったら何をしたいか?

どうして報道に携わりたいのか?

報道を担当する上で気をつけることは何か?

短所はどこか?

最近読んだおすすめの本は?

 

授業感想

授業で良かった点は2点あります。

1点目は、サブ面接官と面接受講者の2つの立場を経験できた点です。

普段受験者としてインターンや面接に挑みますが、緊張でなかなか言葉が出てこなかったり、フリートークでお題と自分のパーソナルな部分が結びつけられなかったりしました。それに対してサブ面接官側から見ると、言葉が出てこない間の時間は、それほど気になりませんでした。今までの話の流れを理解するための間として利用できます。そのため話の内容がまとまらなくても、間を怖がらずに自信を持って話すことが大切だと理解できました。しかしその一方で、質問の意図を汲んでいるか(欲しい情報に対して適切に話しているか)という点や会話のテンポ感、その人の感性やパーソナリティなところのアピールに気をつけるべきだと理解しました。気になるニュースを聞いているのに、最後のまとめとして自己PRに繋げる部分の割合が多かったり、事前に暗記したかのような話し方で、会話のようにテンポよく面接官と話せなかったりした人もいました。面接はデートであるため、自分よがりに話したいことを話すのではなく、相手との言葉のキャッチボールが大切だと改めて感じられました。

2点目は、フリートークや気になるニュースに関して、お題が発表されてから話し始めるまでにシンキングタイムを取らなかったことです。私が参加したインターンや面接ではシンキングタイムがありましたが、1番短くて10秒と与えられる時間が短かったです。そのため、即興力やアドリブ力を鍛える上で良いトレーニングになったと思います。シンキングタイムを取らないことにより、お題が発表されてからどのように自分のエピソードに繋げるかのスピード感を意識しつつ、お題を抽象化してその要素から連想させた自分のエピソードを導くという高度な練習でした。