○授業内容

・仕事に関する説明

 エンタメ業界(特に音楽業界)の関係図や、レコード会社について、制作、宣伝、営業などの細かい仕事内容について教えていただきました。音楽業界の現状をグラフから読み取り、今後の音楽業界についてどうしていくべきか学びました。

・グループワーク

 「日本の音楽配信の売り上げを伸ばすためにはどうするべきか」という課題でグループディスカッションをしました。就活的な目線で、“尖った方向性×しっかりとした根拠”をヒントに5グループに分かれて、3分でそれぞれ発表をしました。ディスカッション時間は30分と短い時間でしたが、それぞれのグループがきちんとまとめ上げ、面白い案が多く出ました。

・個人ワーク

 「自分の好きなエンタメをプレゼンする」という課題で、個人ワークを行いました。なぜ好きなのか、どうすれば周りに好きになってもらえるか、自分がプロデューサーだったらどう宣伝するかを入れながら、一人2分で発表をしていきました。

・最後に

 就活においてESを書くうえで大切なことや、面接で大切なこと、普段から意識しておくことなどを最後に教えていただきました。

 

○授業感想

レコード会社の方のお話を聞くのは、私自身初めてだったため学ぶことが多くありました。放送コースのメンバーにもレコード会社を志望している人は多いので、全体的にためになることが多くあったと思います。

グループワークでは、30分という短い時間であり、グループによっては初めて話すメンバーもいたため、全体的に緊張感をもって取り組めました。レコード会社の現状を踏まえて、どうしていくべきか考えていきました。その際、いかに面白そうと思ってもらえる企画かが大事になりました。私はグループワークにおいていつも現実味を考えてしまい結果的に普遍的な案になってしまうことがあります。しかし今回のグループワークで、面白いと思ってもらうには、現実味は無くても印象に残り良いと思ってもらえることが大事だと分かりました。そこで重要なのはどんなに突飛であっても、案に対する課題に沿った根拠がしっかりとあることが大切だと思いました。

個人ワークでは、自分の入りたいエンタメ業界の改善すべき点は何なのかを改めて考えるきっかけとなりました。今まで、自分たちが志望する業界や好きなエンタメについての魅力は何度も考えてきました。しかし、その改善点を考えることはあまりありませんでした。「なぜ好きなのか?」から「どうすればよりよくなるか」を考えることで、自分の好きなものを深く見つめ直すきっかけとなると同時に、エンタメの作り手側になっていくという意識を持つきっかけともなりました。また私個人的に、授業後に個人ワークでとてもいい発表だと思った子に声をかけました。初めて話す子でしたが、お互いに励ましあっていくことで仲も深まり、自主マスの醍醐味だと思いました。こういった交流をコース全体にもっと広げていけるように、代表として率先して努めていけるようにしたいです。

今日の講義全体として、グループワークにおける考え方や、個人ワークにおける伝え方、そして普段から自分の好きあるいは興味のあるエンタメについて、「自分だったらどうするのか」を考えることが大事だと分かり、これからの日々のエンタメとの向き合い方を見つめ直すきっかけとなりました。