授業内容
・講師自己紹介
・発声練習の意義についての説明、実践
・鈴木さんゲーム
4人が部屋の壁際に学生に背を向けて並び、その中の1人に向け「鈴木さん」と気持ちを込めて呼びかける。なお、誰も本名は鈴木さんではない。呼ばれたと思った人が振り向くが、しっかり気持ちが込もっていないと、声が広がってしまい、違う人が振り向くため、声に気持ちを乗せて伝える意識が重要。
・事前に共有された、お天気の原稿読み
・天気図を紙に書いて、内容を理解した上で、再度原稿読み、講師による評価
・質疑応答
授業感想
正しい感覚を掴むまで発声練習を行ったことで、個人で練習する際に、再現度や定着率を高めることができる。コの字型で向かい合い、お互いに口の形を見合うことで、他人から学ぶことが多かった。
鈴木さんゲームでは、伝える意識の弱さを実感した。発声練習で、声を一本で遠くに届けることを学んだが、それが出来ていないということがよくわかった。
原稿読みでは、日頃から、ニュースの読みを意識して聞く必要性があると感じた。聞き苦しさに自分で気付くことができるようにしたい。天気図を書いた後の話し方は改善された学生が多かった。今後、原稿を読む時は、頭の中で情景を思い浮かべ、情報を落とし込んでから、聞き手のことを考えた伝え方をしたい。
今日は伝えることについて考え直す機会になった。講師のお話を聞いていると、学生が話す様子とは異なり、伝える意識を強く感じた。目に力強さを感じ、身体から自信を感じた。アナウンサーとして活躍する他の講師と同じパワーがある。講師と同じ熱量で表現できるようになりたい。