授業内容
・実践練習:社会的な自己紹介
・グループワーク「内田百閒『件』にキャッチコピーをつけよう」
・グループワーク必勝法
授業感想
自己分析する際、自己実現について考える必要がある。しかし自己実現とは、「自己」を掴めていなければ実現のしようがない。そこで今回は出版社の面接を例に出して、自分がこれまでの人生でどのように「活字」と向き合い、その「活字」で何を成し遂げたいのかを説明できることを目指した。過去は大事だし、自信を構成する重要なものだけど、社会的に話すべきは今の自分がどのような人間で、未来の自分は何をしたいかを意識して話すべきと学んだ。この自己紹介のテーマは「フックをかける」であった。面接官は学生が話したことをもとに聞いてくるので、学生が意識することは、面接官が取っ掛かりやすいようにフックをかけることだと教わった。
活字コース全体の強み「対応力」が活きる回だった。非常に実践的なことが多い授業だった。特に、最初の人の課題点を参考に、後の人がきっちり修正する姿勢が見られたので、クラス全体でレベルアップしようとする意識が感じられた。
グループワークでも、ただまとめる人間であることやただ意見を言う人間が評価されるのではなく、周りの目を見て話したり、相手の考えていることをうまく引き出すことをポイントとしてあげられたので、すぐにそれを実践できていた。