・授業内容

前半は講義を行い、後半は五、六人でグループディスカッションを行いました。

講義の時間では、広告会社の収益システムや仕事内容を詳しく教えていただきました。また質問の時間も確保していただきました。その後のグループディスカッションの時間では、今日の授業のメインである「コミュニケーションでビジネス課題を解決する」を体験しました。「ユニクロの売り上げを1.5倍にする」をビジネス課題に、各班で解決するためのアイディアを出し合い、発表を行いました。

 

広告会社の仕事についてわかっている人が少なく、具体的な内容を知ることでどのような仕事をして利益を出しているのか理解することができたと思います。お金の流れの話を詳しく聞く機会が珍しかったこともあり、広告の仕事に興味を持った人もいました。また広告事業とコンサルティング事業の違いや、広告の中でも総合広告とデジタル専業広告の違いなど、広告の中でもさまざまな種類があることや役職の話を、例も含めて教えていただきました。その結果、広告事業についてイメージができるようになり、質問ではテレビ局とのサービスに関するものなど、自分の意見を持って質問することができていました。

私自身としては「テレビ局が視聴率を気にするのはなぜか」というお話が印象に残りました。テレビスポットやテレビタイムの詳しい説明をしていただき、視聴率が増えると広告の枠の在庫が増える、という答えをいただきました。これはテレビ局志望の受講生でも、広告のことを考える必要があると改めて理解し、皆真剣に聞いていました。

グループディスカッションでは、各班で面白い解決策が出てきました。高校と提携してユニクロが制服を作る、という案に票が一番集まりました。「覚えてもらうことがまず大切」というフィードバックもいただき、それを実感することができたと思います。