〇授業内容

・デジタル取り組みのプレゼンテーション

・模擬面接(1人10分講評5分)×5名

・質問タイム

 

〇授業感想

プレゼンテーション

 中小企業向けWebメディアのデジタル取り組みについて伺った。大学スポーツ向けメディアやZ世代向けメディアなど、新たなメディアを知ることができた。

 近年の傾向で、新聞記者が「ただ書いて良い」という時代は終わり、討論や動画など記者自身が顔出しして、自らコンテンツになる時代になったと伺った。従来の記者は「地方版のベタ記事から始める」という点も変化し、今では2、3年目から大きな企画に携われるようだ。「書いて、撮って、喋って、顔の見える記者を目指してください」という講師の言葉が印象的だった。

 

模擬面接

 時間の都合上5人に絞り、面接内容も企業に合わせた形で行った。私は、最初に面接をしたが、緊張も加わり非常に難しかった。特に、「聞かれたことについて頭の中で言いたいことを整理し、はっきりと喋る」が難しかった。志望動機など事前準備していた質問もうまく伝えきれていなかったと思う。

 また、自分が予想していない質問に対応する回答の難しさも分かった。

中でも

「デジタルだからこそ伝えたいことは何か」

「新聞の部数が落ちているが、どうやって伝えたいことを伝えるのか」

のような質問に頭を抱えた。

 講師の先生が、「デジタルに関する質問は今後、どこの社でも質問されると思う」と仰っていたのが印象的だ。

デジタルについて、もっと研究し、想定質問、回答集などを作成しながら、場数を踏んでいくことの必要性を強く感じた1日だった。

 特に求められていると感じたことは、「根拠づけをするための具体的エピソード」や「新聞の優位性をしっかり伝える能力」について。面接官が「一緒に働きたいと思えるかどうか」という視点を考えながら、準備することが一番大切にするべき点だと伺った。

 

質疑応答

 講師の先生が携わっている仕事をもとに質問しているコース生がいた。

 講師の先生も嬉しそうにしており、しっかり企業分析をして携わっている仕事について細かに情報を聴くことができることは非常に大事だと感じた。見習おうと思う。

 些細なことではあるが、一人一人の面接が終わった後に拍手が自然と起こるようになったのが良かった。面接をする人間もいい環境のもとで臨めたのではないかと思う。