〇授業内容
講話
・企画とアイデアの違い
・企画が求められるところ
・編集企画とは
・販売促進企画とは
・本を通じたサービスの企画
〇授業感想
「企画」は編集という仕事に関係なくどの仕事でも重要なことだと学んだ。
講師の方が「実際に作成した企画書」を見せていただき、具体的に企画のイメージが分かった。
大学の講義で「雑誌媒体に持ち込む企画書づくり」を学んだ後だったので、比較しながら学ぶことができとても面白かった。
インターネット売れ筋ランキングを見てヒット作を調べると、
・数字を持っている人、テーマ
→「地球の歩き方 JOJO ジョジョの奇妙な冒険」「22世紀の民主主義―戦況はアルゴリズムになり、政治家はネコになる」
・今までにないアイデア
→「子ども六法」「にゃんこ四字 熟語辞典」
・タイムリーな人、こと
→「SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男」「新しい国へ 美しい国へ 完全版」「安倍晋三時代へ挑む!」
など、売れる企画に必要な要素を実例で学べた。
翌日、同じランキングを見ても順位の変動が激しいため、定期的にどのような本、企画、人がトレンドなのかチェックしていきたい。
さらに踏み込んでビジネス目線で
・多くのファンがいる人
・多くの人が時期を問わず共通して知りたいこと
・多くの人がタイムリーに知りたいこと
これらを考えることで多くの読者が見込め、ビジネスとして成り立つことを教えていただいた。
実際に企画を作る時間では、上記のことを念頭に置き、それぞれが思う「売れる企画書」を考えた。
講座生の企画傾向
→SNSを中心に活動:好きな人や人気な人を調査・分析。
著者の選び方から媒体も著者に合わせた案が出ていた。企画書は考える人が違うだけでとても個性が出るものだと学んだ。
販売促進企画、本を通じたサービスについては、どれも聞いたことのないサービスばかり。営業という目線からも「本をどのように売っていくか」を考える必要性を感じた。