【授業内容】

自分のお気に入りの商品を紹介する動画の制作を行いました。クラス内で3人グループを組み、それぞれのお気に入りのものを紹介する35秒の動画を撮るという、実際のアナウンサーセミナーで課された課題に取り組みました。

撮影後はクラス全員で撮った動画を鑑賞し、アドバイスを受けました。クラスの学生はそれぞれの趣向を凝らし、フライパンやフェンシングの剣を実際に用いたり、寸劇を取り入れた動画を制作していました。

また自主マスコミ講座を1年生から受講する意味、そして就活対策についても教えていただきました。多くの学生は、大学受験で高めたモチベーションが入学後にプツリと消えてしまうそうです。一度消えたものはなかなか戻らないため、そのモチベーションの高い時期を維持し続け就活に突入したほうが良いとおっしゃっていました。

現在の企業選考では動画制作を就活生に課す企業が多いそうです。自分の使っているカメラやマイクなどを把握し、オンライン面接でもカメラのレンズを向いて喋ったほうがいいなど、実践的なことも多く教えていただきました。

【授業内容で良かった点】

学生が制作した動画に対して講師の方は、どのようなレベルの動画にも良いところを見つけ出し、改善できるポイントをアドバイスしてくださいました。私は自分の大好きなラムネについて紹介する動画を制作したのですが、ラムネという食べ物の紹介ではなく自分を主体としてラムネとのエピソードを語ったほうが良いとのアドバイスをくださいました。35秒という時間の制約が課されているため、あまり自分とラムネについてのトークをできなかったのですが、情報を削ってでも入れるべきだったと今では感じています。

ただ動画を撮るだけではなく、見る人がそのことについて知りたくなるような構文で喋れているか、動画制作時の3人チームで工夫して撮影できていたかなど、詳細なポイントをご教示いただけたのも非常に良かったです。

就活対策についてですが、私一個人としては、これから自分が大学生活で体験することの写真を撮ったほうがいいという言葉が心に残っています。私はカメラを取る側にまわりがちで自分の写真があまりないため、非常に大切だなと感じました。