最初に出版社についてのお話をしていただき、次に自分の好きな本を1分半で1人2回ずつ発表をしました。
出版社とひとくくりに言うと、「本を作り売る場所」と一口にとらえがちですが、出版社内において事業の多角化が進んでいることを理解することが出来ました。作品に関するグッズやファッションブランドの立ち上げ、デジタル化、権利関係など出版社=本、書籍と結び付けてしまうのは今後の企業研究を行う上で視野を狭めてしまうと思いました。また、アニメ化やドラマ化など作品に触れる機会が増える一方で、そのメディアミックスによってはじめて作品に触れた人々が多く存在するようになりました。そのような人々をどのようにして原作復帰してもらうかなど、作品を作る以上に人への作品の届け方を考えていく必要があるというお話をしていただきました。今回の出版社の話をしていただいたことにより、私はどうして出版社で働きたいのか、出版社で何をしたいのか、何にむいているのかについて考え直すきっかけになりました。実際に働いている方からしか聞けない今の事情を知ることができ、改めて自主マスのつながりを感じることが出来ました。
1分半の発表は、最初に講師の方から良くない例と良い例の2つの例を見せていただいたことにより、なにに気づけばよいかが具体的であり、わかりやすかったです。この発表は実際に面接でも聞かれることなのでそのシュミレーションが出来ました。ただ好きな本を発表するのではなく、自分と結び付けてその本を読んで自分がどのようにかわったのか、自分が紹介する意味を発表の中に含めることを意識できるようになりました。また、3年の就活が本格化していない今だからこそたくさんの本を読むべきだというお話がありました。私は大学の授業で扱う作品以外はあまり読んだことがなかったのですが、本紹介で紹介されていたものを含め実際に帰りに買いに行きました。今回の授業をきっかけに自分の好きな本だけではなく、おすすめされた本など幅広く本を手に取っていきたいと思いました。