【授業内容】
1.講師自己紹介
2.事例紹介(「女性が働くこと」についても講義していただきました)
3.グループワーク「法政大学の新しいビジネスモデルを考える」
4.講評・まとめ
【良かった点】
「法政大学の新たなビジネスモデル」を考えるワークが今回非常に大きな学びとなった。「6つのビジネスモデル」やコンビニのカウンターコーヒーのビジネスモデルの事例を学び、実践に取り掛かった為、スムーズにグループで話し合いを行うことができた。
ビジネスモデルをグループで考えるにあたり、机に向かってグループで話し合いを行うだけではなく、実際に校内を周りながら、アイデアを考える時間も設けられた。グループで足を動かし、同じ景色を共有することで、よりアイデアに広がりが生まれ、思いつかなかったようなアイデアがいくつか出すことができた。
さらに、いくつか出てきたアイデアを収束させるにあたり、講師の方から「ビジネスモデルキャンバス」という枠組みが与えられ、その枠組みを元により現実性の高いアイデアへとグループで話し合いながら、昇華させていった。その「ビジネスモデルキャンバス」は、ビジネスモデルを可視化するための枠組みであり、「顧客」「価値」「販路」「関係」「収益」「資源」「活動」「協力者」「コスト」の9つに分けてビジネスを考えるというものである。自分たちが考えたアイデアにはどのような提供価値があるのかという点に特に時間をかけアイデアを形にしていった。
その後、そのアイデアをニュースリリースの形式に落とし込む作業を行った。与えられたニュースリリースの枠組みに沿って、話し合いが行われた。どのような情報を乗せれば、多くの人の興味関心を惹くのか、本当にその言葉が私たちのアイデアの提供価値を言い当てられているのかを中心に話し合った。そして、そのニュースリリースとビジネスモデルキャンバスを基に講師の方に向けて発表を行い、講評をいただいた。
講評では、良かった点・悪かった点をグループで出し合い、「投資家目線で考える」ことの重要性を学んだ。「投資家の目線で考える」ことで、私自身、アイデアを出している段階では思いもつかなかったことが、投資家の目線に立つことにより、本当にお金を出したいと思ってもらえるのか、お金を出すに値する提供価値が定まっているのか、など冷静に客観視することができた。
グループワークでは、発表後、講師の方から講評をいただくことが多いのだが、今回はグループで意見を出し合い、考察する時間が設けられ、非常に新鮮であった。