講師:大手テレビ局
授業内容:
1.4年生からのアドバイス
・今の時期からの過ごし方について
今の時期から冬休みにかけては、直前対策が難しい作文や筆記試験。自主マス終了後は、同期内や先輩に協力してもらい面接練習をする。
・ESについて
先日、インターンの面接練習では、当たり障りのない文章や背景の無い文章などが見受けられたそうです。ESは、出して終わりではなく面接で使うものなので、さらに詰めきる必要があるとアドバイスをいただきました。
2、授業解説
前回の講師の方の発表について、間接税と直接税の違いや消費税が導入されることになった経緯を解説していただいた。
3、作文練習
ESの作文練習(3回)を行った。
・冒頭を「アンパンマンは、実は悪者である。なぜなら、」と決められ、続きを(3分間、400字以内)書き、1人ずつ発表した。「アンパンマンは正義の味方」という既定とは真逆の視点で考えることで、固定観念にとらわれてはいけないという記者に必要な心構えを教えていただいた。
・自分があこがれている人を1人選び、冒頭を「私は、○○(各自があこがれている人)とそっくりだ。」と決められ、同じく続きを書きました。その後、授業見学に来ていた法政の女子高生が同じテーマで作文を発表。高校生の作文の方がそれぞれの個性が際立っているというご指摘から、無難に行こうと守りの姿勢にはいることの危険性を教えていただいた。
・不自由作文(30分間で800字)。
4つの条件
①テーマを喜怒哀のうちどれか一つを指定
②感情をストレートに表す表現を禁止
③固有名詞と数字を3つ以上入れる
④他者が読み終わった後、虹の7色の内どれか1つをイメージできるような文章
ペアを組み、条件を満たしているか確認し、さらに3つの作業(①5行以上は段替え②接続詞を無くし文章を短くする③修飾語を無くし主語述語を近づける)を行った。記者志望の就活で求められる作文は、小説家のような文章ではなく、固有名詞や数字を使い事実を正確に伝えること。文章自体は無味乾燥だが、読んだ人が感情が出てくるようなものにするべきだと教えていただいた。
ESを書く機会が増え、どのように書いたら良いのか大変勉強になりました。