本日の講師は、出版社に勤めたのち、スポーツ新聞社に転職し、現在のネットベンチャー企業に勤めている方です。授業の初めではコース生たちが、講師の方に対する質問を行いました。特に自分が最も印象に残った内容が、取材相手との信頼関係の築き方です。例えばプロ野球の話で行くと、18時開始のゲームだと早い選手で11時に球場に来るので、それより前に待って取材をする人もいれば、取材前に雑談を吹っかけて相手の心を開かせる人もいるという話を聞きました。自分のやり方で相手との信頼関係を築いていけばよいのだとわかり勉強になりました。
授業のメインとして、相手がまた会いたいと思えるような自己紹介をするという内容でした。そこから学んだこととして、人柄が単純に伝わる内容が良いというのを感じました。例えばある人は珍しいバイトをしていたり、ニュース性がある内容を話していました。みんなが知らないことを伝えていくことで、相手の興味を引くのだと感じました。また自分は最近CDTVにはまっていると紹介した講座生もいましたが、それにはまったことにより、こういう結果を得られたということを述べなければならないと感じました。
授業の最後では、秋から入った講座生にインタビューをして、他己紹介をしました。その際感じたのが、取材される側は相手に聞かれたことを1で答えるのではなく、10で返してあげるべきだということです。そうすることにより取材側が話を広げられるからです。また講師の方がおっしゃっていたのですが、取材している側は夏の高校野球の記事を書くのと同じであるということです。何もない高校生がホームランを打ったという話をしても面白くないので、その選手の影での努力やケガでの困難について取材して見つけ出さなければならないと感じました。
良かった点として、活字コースは出版社志望と新聞社志望どちらもいるので、どちらの業界の仕事を知っている方でしたので、とてもためになる話を伺うことができました。また秋から入った講座生とも、他己紹介の際コミュニケーションをとることで絆が深まりました。また自己紹介だけでも、改善しなければならないということをたくさん学べたので良かったです。