講師:大手放送局

課題1:記事を読み(30分弱)、身近な文章との違いを探す

    発見した違いを発表(挙手制)

 

記者の記事(4つ)と小説、自分が書く作文、レポートなどと比べ、記事の特徴を探す。

〈新聞記事の特徴〉

3人称の主語がない

余計な言葉の修飾がない

ところどころ体言止めが使われている

鍵括弧、固有名詞、具体的な数字や句点が多用されている

およそ4段落で構成されている

=宿題=

習ったことを活用し、人記事を書く(600字)

 

課題2:模擬記者会見(実際の会見に基づいて)

   (講師の方:警察署副署長、学生:異なる新聞社の記者)

    600字の記事を書く(会見後30分以内)

    講座生同士で読みあい、講評

    参考資料配布(先輩方の誤答例)

会見内容:高齢者の運転による交通事故

   (歩道に乗り上げ2人死傷という警察の報道発表文書

   〈一部を変更〉を使用)

 

※ 実際の就職試験でも模擬記者会見が行われることは多い。

  事故・火事・裁判記事の典型的なものをスクラップし、

  ノートに貼ってみるとよい

 

〈感想〉

 講師の方のお話は、就職試験だけでなく就職後も役立つ知識が豊富だった。

 例)模擬記者会見の前には警察の組織について

   陛下・殿下・閣下とよぶのか

   日本には昔、4つの身分関係があった  など

教えていただき、教養が深まった。

 新聞を読者として読んでいる者が多く、不適切な言葉を使用するところが多々見られた。新聞を全く読んでいないと感じる構成で書いている者も見られ、書き手の立場で新聞を読む重要さを痛感した。