授業内容

 

1:自己紹介

 

2:ギャップ王選手権

 

3:出版社の広告営業とは

 

4:出版広告営業プランニング体験

 

 

 

授業感想

 

 今回の授業では、出版社で広告営業を担当している先輩が中心となって授業をしてくださいました。私が授業を受けて学んだことは三つあります。

 

 一つ目は、出版社の利益構造を詳しく学ぶことができました。今まで出版社は、部数の売り上げが最も重要だと考えていたのですが、実際は広告のスポンサーがいかについてくれるかどうか、が大切だとわかりました。いわば、スポンサーや広告代理店が前投資をして、その出資額でどうやりくりするかという働き方をしているとわかりました。

 

 二つ目は、どの媒体でも広告を企画するときは、使用できるコンテンツとクライアントの要求と各媒体の特徴を理解することが大切だとわかりました。授業では四グループに分かれ、クライアントを想定して広告営業活動をしました。同じクライアントを選んでも、会社や使えるコンテンツが異なると全く違う企画が発案され、クラスメートの発想力に感心しました。

 

しかし、出版社の広告は最終的に雑誌が売れることが求められるので、雑誌でしかできない特徴(付録をつけるなど)を生かすことが重要だと気づきました。

 

 三つ目は、先輩がおっしゃっていたコースに縛られないで活動することが、視野を広げるために必要だと気づきました。今までは、活字コースだから表現コースの活動は自分に関係ない、と考えていましたが、マスコミは人に情報を伝えるという意味では、アナウンサーも広告も新聞も本質的には同じだと改めて教えていただきました。まだ二年生で進路の選択の余地があるので、今後はコースにとらわれず、多くのことに興味を持って自ら動くことが大切だと感じました。

 

 忘れかけていたマスコミの本質を教えていただいた授業となりました。今後の授業でもこの気持ちを忘れず精進していきたいと思います。