講師:出版社

授業内容:

1.他己紹介

2人1組になり20分間で相手を深く知り、2分間発表

(学部学科、氏名、最近一番お金と時間をかけていること、見た目からのギャップ)

2.出版社の仕事内容について

収入源、企業体制、この企業だからできること、実際に働いてみて「良い」と思った点

3.これからの就職活動について

  出版業界を目指す上でやらなければいけないこと

 

授業感想:

 新規生も多い中、他己紹介によって終始和やかな雰囲気であった。その後、授業が展開された。

スライド説明の最中、講座生全員が必死にメモを取り、真剣な眼差しで授業に臨んだ。スライド内容については想像していた仕事内容だけでなく、女性雑誌を多く出版していることによって広告収入が多い、雑誌のブランドでヒット商品を生む、スターを創る、イベントでブームを巻き起こす、映像化にも携わるなど、今まで未知だった世界を教えていただいた。

就活の話ではいかに出版業界に内定する難しさ、出版業界を目指すべき人間像を教えていただいた。和やかな雰囲気が一瞬にして緊張感に満ちた雰囲気へと変貌した。

質疑応答では就活を終えたばかりの卒業生を加え、就活のリアル、出版業界大手三社の漫画寡占、デジタル化のメリット、デメリットなどを教えていただいた。その中でも特に私が納得したことはデジタルと出版物の客層の違いである。人によってはレジに持っていくことを躊躇う出版物も存在する。しかし、デジタルでは躊躇う必要がない。その結果、女性ファッション誌では出版物の購入者男女比が1:9であるがデジタルでは4:6であることを教えていただいた。

  他己紹介によって話す機会が増え自然と輪を広げていくことができた。スライド説明では未知なる世界を教えていただき興味関心を高めた。就活の話では講師の方が出版業界に入る厳しさを教えていただいた。しかし、講座生の目は死ぬことはなく、やる気に満ち溢れた。