2018年10月13日(土)
3年放送コース
講師:大手新聞社
9、10月の話題のニュース「総裁選」と「内閣改造」をテーマで取り上げた。
1)事前にテーマに関して各自が調べ、ニュースの概要などについて自身の感想を話す。
2)発表を基に講師の先生による解説。
「総裁選」について
さまざまな新聞で石破善戦という見方であった。私たちが事前に調べた中内容でも、石破さんが地方で多くの票を獲得し、健闘したのではないかという意見が多数見られた。
一方で、6年前の総裁選よりも地方票を石破さんは獲得できず、国会議員票は全く増えていなという意見もあり、調べてきた内容で意見が対立する場面もあった。
(講師の先生より)
特に強調されていたお話は『多角的な視点を持つこと』だ。
「何を持って『善戦』と言われるのかを考えること。」
今回言われている「善戦」は、安倍首相が予想されているよりも票が取れず、石破善戦という話しになった。しかし、この票は「石破さんへの期待の一票」なのか「反安倍首相に対する一票」なのか、ここも一つ考えなければいけない。
(授業感想)
これらは、確かに私は考えていなかった視点で、善戦、善戦と言われているが何を基準に「『善戦』であるのか」を考えておらず、その基準の違いで考え方が大きく変わると感じた。
また、安倍さん、石破さん側の意見だけでなく、石破さんに対する一票でも多角的な見方をするとさまざまな思いが込められた票があることを学んだ。
この視点を持つためには、それだけ常日頃から、新聞で知識を詰め込んで見たり、多くの意見に触れたりすることが大切であること、小さな記事でも多くの視点から読み取る癖をつけていこうと感じた。
今回の授業は、マスコミ業界でご活躍されている先生だからこそ分かる政治の裏話なども多くお話してくださった。そして、マスコミは大きな影響力を持っているのかと感じ、改めて責任の重い職業だと感じた。
最後に、次回までの課題が出題されているので、クラス全体としてもっと、広い視野を持ちひとつのテーマに対して、今回よりも多くの引き出しから意見を持てるようにできればよいと思う。今回だけでなく、これからも一眼的な考えはせず、色々な視点から話せるようにできれば面接などに生かせると思うので精進していきたい。