<授業内容>
1.講師の紹介
アナウンサー試験の概要。
内定までにどのような対策をしたか。
面接で気をつけたこと。など
2.1人ずつ20秒で自己紹介
・20秒の自己紹介の中で印象に残る話し方ができているか。
・滑舌や鼻濁音・無声化などのアナウンスの癖を講師の方が一人ひとり指摘してくださった。
3.宿題の共有
宿題:「りんご・唐揚げ・チョコレート」についての食レポを1人50個ずつ考える。
考えてきた食レポをリレー形式で共有する。
4.コンビニ・グルメアンケート
・2人1組になり30人に
コンビニで ①よく買うもの ②気になっているもの
のアンケートをとる。
・画用紙・PCなどを使ってプレゼンの準備をする。(リハーサル込みで)
・結果発表のプレゼンテーション。①と②をひとつ買ってきて実食。
(1チーム4分)
・投票で優勝チームを決める。
~学んだこと~
アナウンサーは緊張する仕事のため、話し方の癖が残っていると無意識のうちに出てしまう。 滑舌や話し方の癖は講座生同士で指摘しあうことが大切だと感じた。講師の方のように、大きく元気で溌剌とした声が人を惹きつけることがわかった。
過度な敬語を指摘されている人が多く、 自然な話し方が必要だと感じた。地方アナウンサーはタレントの要素も含むため、ただニュースが 読めるだけではいけない。人から愛されるキャラクターや周りをよく見て情報を取捨選択する力も重要だと思った。
食レポをするときには、その商品の特徴や調理の仕方について事前に調べて行くことが重要。 事前に調べて行くことはアナウンサーのすべての仕事につながると感じた。
実際にパンをちぎってふわふわな中身を見せたり食べるときの音を聞かせたりと、ただ味の感想を述べるのではなく視聴者に五感を使ってイメージさせることがポイントだと感じた。プレゼンについては、実際に調理して見せたり対決形式にするなどさまざまな工夫が見られ、見ていて楽しかった。講師の方の「1000準備して本番で100出す」という言葉が印象的だった。私たちは日常を同じような言葉で生きているため、言葉をひねり出したり想像したりする訓練が必要だと感じた。