今回の授業の先生は、広告代理店で働いていらっしゃる方でした。内容は、大きく分けてふたつあります。

 まず、広告、会社内の仕組みを教えていただきました。広告会社にもいくつかの種類に分けられることやどのようにして私たちのところまで広告が届いているのかということを知ることができました。

また、先生のひとつの広告を作るための会議を具体的に再現したものをみて、実際に働いている方たちはどのようにして広告を作っているのかということを学びました。私が想像しているより多くの人がかかわって広告ができていることを知り、広告に対する考えが変わりつつあります。

 次に、グループに分かれてワークショップをしました。

お題は「コーラを飲みたくなるプレゼンテーション+CM」です。

クライアントである先生にコーラを飲みたいと思わせることを目的にそれぞれの班で工夫を凝らしました。私のグループは、コーラのプシュッというさわやかな音から先生の飲みたい気持ちを喚起しようという作戦でした。なかなかいい案が見つからず、何も進まないまま時間が過ぎていき、とても焦りました。そんななか、先生からコカ・コーラの現物をもらっていたので、それでプシュッという音を録るという案がでて、一度きりのチャンスにかけて撮影をしました。撮り直しはできないという緊張を体験し、実際に働いている方たちは毎日このような緊張感が続くのかと大変さを身に染みて感じました。

また、最後のクラスでの発表では、それぞれのグループの個性が現れたものができていて、私には思いつかないようなものもたくさんあり、周りの人のすごさに圧倒させられました。

 普段CMなどの広告が私たちの目に入るのは一瞬で、なかなか意識することはありません。しかし、今回の授業を通して、「ほんの一瞬のために何日も時間をかけて制作している」ということが分かったので、これからはそのことも意識してCMを見たいと思います。

 今日の授業では、クラスみんながワークショップで自分の個性を出して積極的に活動に参加できていたことです。皆の向上心を感じることができよかったです。