<授業内容>
・一人ずつ名前と趣味を含めた自己紹介。
・面接場面で見た場合とアナウンサー的立場から見てフィードバック。
・基本練習:長音のタイム計測、活舌練習、腹式呼吸、鼻濁音の使い方を学ぶ。
・新聞の地域記事をニュースの一部として原稿読み。
・その記事をみた自分たちの感想を含めて4~5分程度で2人ペアで発表。
<授業感想>
まず自己紹介を面接編から分析。
「しっかりと自分をアピールする時間」であることを再認識した。前の人が変わった趣味を言って盛り上がった際は、きちんとその場が静まり、自分を落ち着かせること。
また、「話の最初と最後を締める」と「自分の二面性を見せる」ことができると学んだ。集団面接であれば、自分と似たような趣味や特技を先に言われてしまった場合、
「〇〇さんと同じで~です。 」というように余裕をもって答えられるようにするのも1つの技だと知った。
長音では、声が出やすい姿勢で自分の伝えたい声や笑顔を意識してやるように教わった。小さい声だからといって長く続くわけではないため、いい声をイメージし、自分の限界まで伸ばすことが大事。
また、自分では無意識に口が開いてなかったり、顔がやや傾いたり、顎が上がってしまうこともあるため、日々鏡や人に見てもらうことで意識していくべきだと仰っていた。
最後に地域版ニュースの体験では、新聞の記事をどう視聴者に伝わりやすいように削り、言い換えるかが特に重要であった。新聞=真面目 というイメージを取り除けるようにするのがテレビの役目である。また、ペアでの立ち位置や姿勢も、視聴者に与えるイメージが大きく変わってくる要因であると分かった。二人同士が向き合いすぎてしまうと内輪感が出てしまい視聴者をおいていってしまう可能性がある。また、自分の意見をしっかり文字に起こしてしまうと、原稿を読むときとのギャップがなく堅くなってしまうため、メモ程度で自分の言葉で伝えることを心がけることが大事。さらに、良いとだけ述べるのではなく、何がどういいのか、具体的に伝えることで、より想像しやすくなることが分かった。