2年表現Aコース 授業感想
 
1.日付: 5月26日
2.授業内容
 今日のメニューは主に 3 つ。

 

 まず始めに、日大アメフト部の記者会見をヒントに、講師の方を取材対象とした模擬記者会見を行った。インタビューとは「取材相手とのコミュニケーション」。まずは取材相手への敬意をもつこと、取材に応じてくれたことへの感謝を最初に伝えること。

 相手に寄り添って話を聞いていくことで信頼関係を築くことができ、より深い話を聞き出せるのだということを学んだ。また記者会見において″最初の 2 つの質問が全体の流れを決める″というお話が大変興味深かった。
 

 次のメニューは「D(第一印象)の法則」。

人の第一印象は 7 秒で決まるという。今回は就活の 1 次、2 次面接を想定した 5 人 1 組の面接シミュレーション(ノック→入室→名前を言うところまでの面接最初の 7 秒間)を行い、個別に ABCD の 4 段階で第一印象の評価をいただいた。

 全体のフィードバックでは、「元気さ」「愛嬌」の重要性を指摘していただいた。特に「元気さ」は120%出すくらいの気持ちでいかないと、1 次 2 次面接の段階では大勢の受験生の中に埋もれてしまう。

 マスコミのように、大勢いる受験生の中で序盤の面接を突破していくには、″名前と顔を覚えてもらうこと″が最優先である。たくさんの学生を見る面接官に印象を残すにはどうするべきか?は、面接官の立場に立ってみれば見えてくる。
 

 最後のメニューは「ドリームインタビュー」。2 人 1 組でインタビュアーとヒーロー(夢を叶えた人)に分かれてロールプレイングを行った。実際に自分の夢が叶った想定でインタビューを受けてみることで、より自分の目標を具体化することができた。

 今回は 2 人の講師に授業をしていただいた。タイプの異なる 2 人の先輩方からの視点は大変勉強になった。世の中には色々な考えや意見を持った人がいるということ、正解は一つではないのだということ。多くの人が見るTV番組は、色々な人の立場や視点に立って制作していく必要があり、そこに葛藤も生まれる。「誰かがこうしているから」ではなく、色々な人の意見やアドバイスを取り入れながら自分のスタイルを確立していくことが大事だと、2 人の姿から学ぶことができた。