2年基礎コースBクラス授業感想 6月17日
<授業内容>
今回の授業は「マスコミ概論」がテーマで、マスコミとは何なのか、私たちがマスコミを目指す理由はなんであるのかなどについて、時間が限られた中で講義していただきました。まず初めに、ある雑誌の記事を読みました。それはマケドニアの「フェイクニュースの里」についての記事でした。それに対してどう思ったか、目指すマスコミとどう違うのかについて意見を発表していき、本来あるべきマスコミの姿いついて議論を深めました。次に、「各メディアの印象・評価」という日本新聞協会による世論調査の資料を見て、感じたことを発表していきました。そこでは、それぞれの媒体により評価が大きく違うこと、変化していくマスコミの形を学びました。最後は用意していただいた「就職先としての『マスコミ業界』」の資料を見ながら、マスコミという業種についてや実際の就職活動について、講義をしていただきました。
<授業内容で良かった点>
二点あります。一点目は、発話形式で授業を進めていただいた点です。ある雑誌の記事対して、また、世論調査について、自分の思うところを自らが手を挙げて発表する形式をとっていただきました。このことにより、発表前に自分の意見を頭の中で整理するので、自分の意見を明確にすることができました。また、100名近く人数がいる中で自分の意見を述べることで、大勢の中で的確に相手に伝える練習にもなりました。
二点目は、今私たちが見失いそうであることを、気づかせていただいた点です。私たちは、マスコミに入りたいと志望して、この講座を受けています。しかし、その目標はどうやって形成されたものであるのか、どうしてマスコミを目指しているのかについては、明確にできていないまま日々の講義を受けています。今後コースに分かれて、自分の志望を固めていく中で、一番重要なことは自分の中身についてです。それをしっかりと磨くことが、マスコミに就職するために必要である、とこの時期に教えていただいたのは、とてもありがたいことであったと思いました。