日付

 

6月3日

 


 

 授業内容

 

最初は、1人ずつ前へ出て自己紹介をしました。名前と志望コースのあとに、「最近腹が立ったこと、苦虫を噛み潰したような思いをしたこと」を1分程度で話しました。

 

次に、8つのグループに分かれて、映画の企画を考えるグループワークをしました。グループの中で11人が、プロデューサー(全体のまとめ役)、ディレクター(プレゼンの仕方とその演出を考える)、脚本(ストーリーを200字でまとめる)、宣伝(地の宣伝方法、新しいSNSを使った宣伝方法、どのテレビ番組で宣伝を行うのかの3点を考え1分で説明できるようにまとめる)、アシスタントプロデューサーのどれかの役職に就きました。宣伝以外の役職で映画の方向性を決め、そのあとは分業制で動きました。

 

 良かった点

 

映画の企画に関して大きく3点あります。

 

1点目は、それぞれに役職があり分業制で動いたので、何もしていない様子の人がいなかったことです。今までのグループワークを見ていると、1グループに56人いたからか、発言する人が限られていた状態でした。しかし今回は、皆が何かしらの役職に就いたので、それを全うしようと普段は積極的でない人も発言している姿が見られました。強制的な雰囲気ではないのに、全員参加の議論ができているのを感じました。

 

2点目は、それぞれの興味に応じた役職があったことです。プレゼンや演出を考えたい人は監督、将来広告に進みたい人は宣伝、ストーリーを作りたい人は脚本、という風に、映画の企画ではあるけれども、皆が活躍できる場だったように思います。

 

3点目は、考える項目が多かったので充実した議論ができたことです。今までの講義では、企画のみを考えプレゼンするという形が多く、煮詰まってしまうとそのまま議論が進まないことがありました。今回は、1つが煮詰まっても他の話し合いで解消していくことがあり、常にグループ内は議論されている状態でした。