5月20日 基礎1年Bコース
<授業内容> A・B合同で二つのことを行いました。
最初に講師の方からお話をお聞きしました。「自慢をすることなく自分をアピールするにはどうしたらよいのか」という問いの下、「聞き上手になること」と「欠点を話すこと」の重要性について説明してくださいました。社会の中で生きるために必要なのは、人とつながる力・コミュニケーション能力であり、その力をつけるためには、恋愛や映画鑑賞など自分や他者を知る経験が役に立つのだと教えていただきました。
次に自己紹介を行いました。一人一人が順番に1年生全員の前に立ち、趣味や抱負などを発表し、自分をアピールしました。聞いている側は自己紹介をしている人の「第一印象」を名刺大の紙に記入し、最後に本人に渡しました。それを読むことで、普段の自分の性格と初対面の人が受ける自分の印象との間に違いがあることがわかり、面接時におけるアピールの仕方について考えることができました。
<授業内容で良かった点> 最初に問いの投げかけがあり、自分たちで考えたり話し合ったりする時間を設けていただけたため、受動的になることなく学生一人一人が自分の力を伸ばすことができました。聞くことの大切さについては、実際に「よく聞くとおかしな話」を用いて聞く力のテストを行ってくださったため、現時点で自分に聞く力がどれほどあるのかを知ることができました。聞く力の無さを痛感している学生も多くいたため、自分の欠落している能力を知ることができる良い機会になりました。また、自由な質問も受け付けてくださったため、質問をした学生は私的な悩みの解決に繋がるアドバイスをいただいていました。
自己紹介では、第一印象をかいてもらう、ということで、より印象的な自己紹介をしようと各々が工夫を凝らしていました。ほかの人の発表を聞いて刺激を受け、良いところを吸収しながら、より良い自分のアピール方法を考えることができたと思います。また、カードを書いてもらうことで、初対面の人にしかわからない自分の印象を知ることのできる貴重な機会になりました。全員が一人一人の話を興味を持ちながら聞いており、自己紹介後に話しかけている姿も見受けられ、お互いを知るきっかけにもなりました。