自主マスコミ講座 1年基礎コースA 6月3日 授業感想
*授業内容
第二回目の講座は某出版社の方をお迎えしました。前半の授業は45分間で800字の作文を書きました。テーマは「涙」です。ですがこの作文は、就職作文なのでテーマだけではありません。涙というテーマに沿って自分の長所や売りポイントを書きます。作文を書き終えると、7~8人の6グループに分かれてそれぞれの原稿を回し読みをし、グループ内1位を決めました。その後、グループ内1位の人がクラス全員の前で作文を読み上げ、クラス1位を決めました。後半の授業は、過去の試験を基につくられたマスコミの筆記試験をしました。
*授業で良かった点
大学ではレポートや要約課題はありますが、作文を書くことは滅多にないことなので、とても為になる授業でした。
講師の方は、「つかみ」である始めの3行が大事だと仰っていました。興味を持ってもらえるか。読みたいと思ってもらえるか。それが決まるのは始めの3行です。だからこそ、その3行が重要なのです。これはお笑いにおいても同じだと思いました。始めの「つかみ」が上手くいくか、いかないか、によってその後の展開に大きな差が生じます。お笑い芸人がお客の気持ち考えてネタを作るように、作文も読者の気持ちを考えて書かなければいけないと思いました。
また作文は、具体的に書くこと、印象に残るキャッチーな言葉を用いること、を意識するのが大事だと教えて頂きました。具体的に書くことで情景を思い浮かべやすくし、キャッチーな言葉を用いることで、深く印象に残すことができます。実際、発表の際もキャッチーな言葉はとても印象に残りました。
そして就職作文として大事なのは、自分にしかない自分の経験を明確に書くこと。それは自己PRになります。アルバイトやサークルは多くの大学生がやっていることですが、それをどのようにして差別化していくかが鍵になります。
授業後半、マスコミの筆記試験を受け、改めて常に様々なことにアンテナを張ることの大切さを痛感しました。どんなことにも興味を持ち、知識の幅を広げていこうと思います。そして、興味を持つだけでなく行動に移していきたいです。
これから先、就職作文や筆記試験対策は必須となるので、作文のポイントや筆記試験の勉強法を教えて頂けてよかったです。