ご無沙汰しております。
今期はいろいろな授業を展開しておりまして、ブログをアップする時間がありませんでした。
今日から、ボチボチ再開していきます。
まずは、11月26日に開催しました恒例の「古典芸能鑑賞会」の報告です。
対象は、基礎1年、2年新聞、3年新聞コース生120名です。
今年は、学内(外濠校舎の教室)で鑑賞しました。
最初に古典芸能の基礎となる江戸時代の五行、干支、金銭、時間、役職などについて、
古典芸能の背景を学びました。
まず最初に、、神田鯉栄先生の講談、『寛永三馬術~梅花の誉れ』を聞きました。
曲垣(まがき)平九郎、向井蔵人、筑紫市兵衛を主人公とした典型的な武芸講談です。
続いては、長唄・住吉流です。去年は、国立劇場で鑑賞しました。
そして、トリは落語。
橘ノ圓満師匠の『時蕎麦』でした。
最初の講義で、江戸時代の時間の説明があったので、
話にすんなり入ってゆけ、笑いが会場に溢れていました。
古典芸能は初めてという学生がほとんどですので、
教養を身に着けるために、毎年、1年生向けに鑑賞会を行っています。
法政大学には能学研究所がありますので、能、狂言も見たいと関心が広がっています。