2.大手新聞社(記者)

3.授業内容
ひとつの物の見方は何もひとつではない。例えばただの円でも、フラフープに見える人いれば、お皿に見える人もいる。モノの見方は人それぞれであり、無限である。そしてこの、モノの見方を出来る人こそマスコミが求めている人材だということを、教わった。


「人口減社会」というお題で各自600~800文字程度の小論文を、1時間という限られた時間の中で書いた。そして8人ほどで一つのグループを作り、その中で読み比べた。その後各グループで一番優秀だと思ったひとを選出し、その代表者が全員の前で論文を読み、講師の方から講評をいただいた。



4.授業内容でよかった点
いろんな見方がある中で自分の見方を理解し説明できるひと、つまり論理力があるひとをマスコミはほしいのだと教わった。そしてそれを得るためには新聞が役に立つ。というのも、活字メディアは、すぐに次のニュースに移り変わってしまう「受動的な」映像メディアとは違い、考えないと読み進めることができない「能動的な」ものであるから。自分のペースで、自分の目で見て考えることのできる新聞だからこそ論理力がつくのだ。私も含め、クラスの中でも毎日欠かさず新聞を読む人は少なかった。しかしこんな話をきいて、新聞もわるくない、いや、新聞を読みたいとクラスの全員が思ったのではないだろうか。


小論文を書くときに、あらかじめ構成をきめてから取り掛かるようにと言われ、常にそれを意識した。この意識の繰り返しが構成力をつけるのにもっとも大切なことなのだと実感した。そしてこの文を書くときの構成力は、話すときの構成力にもつながっているなと感じた。