〈講師〉OB(キー局記者)

〈授業内容〉 
 講師が、制作したニュースを見させていただきました。

 取材もカメラもリポートもナレーションも全て一人で行うこともあるという話を聞き、記者といっても文章を書くだけではなく幅広いことをできるのだと学びました。また、地方支局時代の先輩のお話を聞きました。なかでも「警察官を待ち続けるのが記者だ」という話は面白かったです。苦労する部分もあるけれど、その分楽しいことも貴重な体験もできるのだと学びました。

 そして、ドラマ「クライマーズハイ」を鑑賞しました。日航機墜落事故をとりまく、地方新聞記者たちの姿を描いたものでした。
それぞれの思いで事件と向き合い、そこでぶつかり合うことの熱さや、地方新聞としての葛藤、新聞のあるべき姿など、考えさせられることが沢山ありました。焼肉屋でケンカする場面は印象的でした。

〈授業内容で良かった点〉
 実際に先輩が制作したニュースを見ることで、仕事のイメージがつきやすかったです。また、その制作にあたっての裏話なども聞けたので「放送記者」という仕事について立体的に理解できました。

 ドラマは二部に分かれているのですが、前編も後編も全て見させていただき、いろいろなことを考えさせられました。みんな、そこで感じた疑問や感想を熱心にノートに記入していました。授業全体の雰囲気としては、みんな先輩の話を聞き入っていて質疑応答の時間には多くの人が質問していました。

〈改善点〉
とても授業内容や雰囲気に満足しているので、特にございません。